西本願寺では、親鸞上人の誕生日とされる5月21日に、「親鸞聖人降誕会」と称して、祝賀能などの祝賀行事が催されます。
私はそれに、友達と行ってきました。
西本願寺の境内には、国宝の飛雲閣があり、そこは通常、非公開となっています。
しかしこの日は、一般公開されました。
飛雲閣は、金閣、銀閣とならび、「京都の三名閣」と称されています。
また、豊臣秀吉が造営した、聚楽第の遺構とも伝えられています。
建物には六歌仙が描かれていました。
ちなみにここは撮影禁止なので、写真はありません。
お能の話をしましょう。
はじめの演目は、三輪でした。
事前に配布されたパンフレットにあらすじが書かれていたので、物語を追っていくことができました。
笛、小鼓、大鼓、太鼓そして謡の、ものすごいポリリズムは圧巻でした。
地謡さん、本当に素敵。
狂言は、「太刀奪」でした。
壬生狂言の、「花盗人」にストーリーが似ていました。
「太刀奪」のすっぱにルパン三世的な巧妙さはありませんでしたが、セリフがとっても面白かったです。
現代人の私でも、だいぶん笑えました。
後日、別の友人に、
「茂山千五郎さんの狂言を観に行ってきたのぉ♡♡♡♡♡」
とメールをしたら、
「…わろた♡♡♡♡♡」
と返事が来て嬉しかったです。
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