清凉寺の嵯峨大念仏狂言の魅力に迫る!

日本文化

清凉寺嵯峨大念仏狂言に行ってきました。

清凉寺とは、京都市右京区嵯峨にある、浄土宗のお寺です。

清凉寺は、「嵯峨の釈迦堂」とも呼ばれます。

本尊は釈迦如来です。

その清凉寺で行われた、嵯峨大念仏狂言に行ってきました。

清凉寺の狂言は、壬生寺の狂言、千本閻魔堂の狂言とともに、京の三大念仏狂言と言うそうです。

嵯峨大念仏狂言は鎌倉時代に円覚上人(えんがくしょうにん)が始めたと言われています。

なお、嵯峨大念仏狂言は国の重要無形民俗文化財です。

嵯峨大念仏狂言は、他の能楽や狂言と違う点があります。
そこを注目して観賞すると、より楽しめるのではないでしょうか。

違っている点は、以下の通りです。

1.狂言師が行うのではなく、演者・裏方等の全てが民間人が行う。
2.すべての役者がをつけている。
3.セリフが無い無言劇である。
4.「融通念仏」と「大念佛会」に連なる宗教的な背景を持っている。

演目は、花盗人(はなぬすびと)、とろろ大仏供養でした。

【花盗人のあらすじ】旦那と供が花を眺め、花を切って帰ろうとするが、切った花を泥棒にとられてしまいます。旦那が考えて、 供に縄をなわせ、自分が泥棒を捕まえます。
供は縄で泥棒を括ろうとしますが、間違って旦那 を括り泥棒を逃がしてしまいます。旦那が怒って、横槌を振り上げ供を追い立てて退場します。

【とろろのあらすじ】茶屋女と茶屋男が開店の準備をするために、料理の山芋をおろし金で擦っています。そこに旦那がやってきます。旦那と茶屋女は酒を酌み交わすうちに酒が なくなり、茶屋の女は茶屋男に戸締りをさせて酒を買いに行かせます。
見廻りが夜廻りをして帰る路に、泥棒が待ち伏せていて見廻りを殺してしまいます。
泥棒は店に入り刀や着物を盗み出しました。そこへ、酒を買いに行って いた店員が帰ってきます。泥棒が居るので驚きますが、気持ちを整えて格闘をして、泥棒を降参させて、旦那と茶屋女をおこし逃がすというお話です。

【大仏供養のあらすじ】平家の遺臣(いしん)悪七兵衛景清(あくしちびょうえかげきよ)は京都清水に参籠(さんろう)中、頼朝が奈良東大寺の大仏供養を行なうと聞き、奈良に住む母を訪れて頼朝を討つ決心を語り、いとまごいをします。やがて社人に姿をやつして頼朝に近づくが、その家来に発見されのがれ去るというお話です。

花盗人、とろろは、土着らしい念仏で、清凉寺の本来の念仏は、こちらに近いのだそうです。

最後の大仏供養は「かたもの」に分類され、お能の型を参考にした狂言なのだそうです。

そもそも大念仏狂言というのは、鎌倉時代に円覚上人が教えを説くために始めたものなのだそうです。

清凉寺の敷地内にある大文字屋さんで、あぶり餅をいただいたきました。

とっても美味しかったです。

ひと口サイズで柔らかくて食べやすく、ぱくぱく食べちゃいました。

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