着物の生地と、ルイ・ヴィトンのお洋服について考えてみた

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はいみなさんこんにちは。「日本文化を世界に発信したい」が目標の山本です。

今日は、着物の生地と、ルイ・ヴィトンのお洋服について、色々考えてみました。

その考察をまとめてみたいと思います。

まず、ルイ・ヴィトンを取り扱っている会社は、パリに本拠地を置く、LVMHという企業です。

LVMHは、海外(特に日本)進出をして大成功を収めました。

LVMHって、日本という海外に商品を輸出する際に、既存の商品を、シンプル化させて、わかりやすい形にカスタマイズしたから成功したのではないか、と私は思っています。

着物の「おはしょり」はもちろん日本の伝統衣装の特徴の一つではありますが、海外に視点を向けた際に、いつまでおはしょりすんの?っていう疑問はあります。

現在、ドイツでは、日本の伊達締めをワンピースの上から巻いてファッションとしてのベルトとして使うことが流行しているそうです。

話は戻しますが、LVMHの商品にも、おそらくは元々ヨーロッパ的おはしょり(?)みたいな、複雑で難解な何かがあったんだろうと思うけど、ココ・シャネル的な革命を経て、「大衆や外国人(つまり日本人)にもわかりやすいデザイン」というものが出てきて、それが日本において、受け入れられたんだろうと思います。

着物の生地である西陣織や螺鈿、唐織などをファブリックとして見たら、ものすごく秀逸なデザインなのに、なぜか「着物」という型にギチギチにはめて、非常にもったいないことをしているような気がするんですよね。

もっとそれこそジャパニーズ・ファブリックの脱構築をするときが来ているのではないでしょうか。

正直な話、私はLVMHの商品嫌いだし、買いたくも無いです。大衆若者ウケ狙いって感じがして。しかし、マーケティングは学ぶことが多いとは思います。

反物一つ買ったところで、胴裏代、お仕立て代が勝手に追加される・・・じゃなくて、反物から始まる、新しいマーケティングを開拓していって、反物から何か新しい文脈を構築し、実践してみたいですね。

具体的には、まずはインテリアコーディネーターの資格を取り、インテリアとしての反物の可能性を見出していきたいし、それ以降はめちゃくちゃ英語頑張って、それこそ日本文化を世界に発信できる人材になっていたい。常に海外のマーケットを意識したいし、ヨーロッパ企業のマーケティングから学べることは学びたい。

ただ、さっきも言ったように、私はLVMHの商品、ルイ・ヴィトンにしろ、モエ・エ・シャンドンにしろ、ドン・キホーテの安っぽい若者大衆受け狙いのイメージで嫌いだし、もし、日本のファブリックのマーケティングをそのままLVMHのシステムにしちゃったら、私、日本の伝統的な生地を好きでい続けられる自信が無いから、やっぱちょっと違うんだろうなとは思う。

だからそう、私の好きなシャンパーニュはペリエ・ジュエだから、モエ・エ・シャンドンみたいな、場末のキャバクラにありそうなものとは違って、リーチさせる、またはターゲットとなる社会的ステージの層が違うから、どちらかというと、西陣織は、ペリエ・ジュエ的マーケティングをしたらいいと思う。

みんなが知ってるわけじゃないけど、このエチケットのデザインが好き、この香りが好き、この味が好き、それがきちんと分かってくれる層に焦点をあてるのが、本当の意味でのジャパニーズ・ファブリックの世界進出だと思う。

西陣織の生地が、ラグジュアリーとしてではなく、パリの若者大衆の安っぽい流行りのファブリックとして成り下がるみたいなのだったら、めっちゃ嫌やなと思う。 そんな、人類全員に認知される商品にならなくてもいいと思う。

むしろ、日本の呉服屋のマーケティングは、二番煎じLVMHになってはいけないと思う。

温故知新というのは、単に古い価値を求めて新しい事柄を知るという意味に留まらず、伝統的価値を守り伝え発信し続けるためには、常に新しいやり方を模索し続ける事の意味も含まれると思う。

そんなことを、今日はつらつらと考えていました。

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