日常の「当たり前」に、疑いの目を持ってみませんか?~陽明学のススメ~

世界の文化

はいみなさんこんにちは。

あなたは、受験マシーン→一流大学でエリート気分→ブランド企業でサラリーマンという王道レールに乗って一生を終えたいですか?

大企業でいくばくか出世し地位をもらい、その大企業で駒として働き、多少の固定給をもらい、「退職金」というエサを待ち遠しく思う安泰サラリーマン生活を送りたいですか?

今日は、当たり前だとか常識だとか言われている教えについて、メスを入れていく話をしていきたいと思います。

あなたは、「陽明学」をご存知でしょうか。

陽明学とは、中国の明台半ばの王陽明という人物が興した学問で、儒教の一つです。

日本でいえば、室町時代後期の戦国時代に当たります。

当時、中国では儒教は朱子学という形で、暗記して読むという形骸化した学問となっていました。

そんな朱子学に対し、王陽明は「朱子学って頭で考えるだけで、行動力が無いのでは?」と批判したのが王陽明です。

知識を得ることを第一に考える朱子学と違い、陽明学は、知識と共に実践する行動力も必要だと考えました。

ちなみに朱子学とは、陽明学より300年近く前の、南宋時代の朱熹という人物によって始まったものです。

朱子学の特徴は、身分の上下関係や礼儀を重んじたことです。

日本においては江戸時代、朱子学を学ぶことを奨励されました。

その理由は、身分の上下関係を重んじる朱子学を、幕府は幕藩体制の秩序を維持するのに利用したからです。

現代の受験マシーン教育も、現在の社会システムの秩序を維持するのに利用されているかもしれませんね。

さて。陽明学の言葉に「事上磨錬(じじょうまれん)」があります。意味は、常に、どこでも自分がおかれたところで修養するということです。

要するに、一流大学に進まなくても、学べる環境はある、という話にも繋がるかもしれませんね。

また、陽明学は、良心に生きる、心身を修める、その絶対的根底に立って経世する学問を言います。

絶対的根底とは、みずから依って立つ、という意味です。

要するに、ブランド企業で与えられた地位や肩書でしか立てない人と違って、己の名前で立てる人をいうのですね。

そして、陽明学が掲げる代表的なテーマの一つに「知行合一(ちこうごういつ)」があります。

意味は、知識と行動は一体である、という意味です。

さあみなさんも、常識を疑ってみるところからはじめてみましょう。

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