禅と武士と茶道の関係

日本文化

はいみなさんこんにちは。今日は、禅と武士と茶道の関係について見ていきたいと思います。

まずは禅と武士の関係から。

禅宗が中国大陸から日本にやってきたのは鎌倉時代です。

地方に土着した貴族や農民が、自らの一族と土地を守るために武装したのが、武士の発祥だと言われています。

自らの実力によってのし上がった新興勢力である武士たちは、新たな精神的支柱を求めていました。

禅は自らの鍛錬によって心を鍛えるという教えであり、質実剛健で独立心が旺盛だった武士勢力の気風にマッチしました。

ここに、武士と禅の結びつきが生まれました。

次に、茶道と禅の関係について見ていきましょう。

まず、鎌倉時代に茶を中国大陸から輸入した人物が、栄西という臨済宗(禅宗の一つ)の僧侶だったことから、その関係が始まります。

その後、珠光が墨跡(ぼくせき、臨済僧が書いた書道作品)を茶席に掛けるようになったことも、禅と茶道の関係を一層深めました。

「仏道」の教えである、「自利・利他」という、自らを高めて他者にも益を与えようとする道が、自利・利他円満を目標とする茶道の目標と合致したことも、関係としては大きいです。

そして、仏教の大徳寺派の臨済禅によって茶道が発展していた経緯も、茶禅一味の意味を深くしています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました