山口周著『ビジネスの未来』から風俗業界を考える

ブログ

はいみなさんこんにちは。

今日は、山口周著『ビジネスの未来』から、風俗業界を考えてみたいと思います。

まず、思考を整理しておきたいのは、私の言う「風俗業界」というのは、既存の福祉制度の網の目からこぼれ落ちてしまった貧困女子の、最後のセーフティーネットとして機能している業界、と捉えてください。

それではいってみましょう。

現代の私たちに課せられた仕事というのは、終了しつつある「経済成長」というゲームに、不毛な延命措置を施すことではなく、新しい活動を通じて、この世界を、真に豊かで生きるに値する社会へと変成させていくことです。

「経済成長」というモノサシで測ったら「停滞」「衰退」などネガティブな言葉に辿り着きますが、「豊かさ」や「幸福度」というモノサシで測ったら、全く違う景色が見えてくるはずです。

現代社会において、「物質的不満の解消」というゲームは終了しました。これからは、「真に豊かで生きるに値すると思える社会」をつくりあげるゲームが始まるのです。

私、学生の頃から、日本がバブル期、アメリカのロックフェラーセンターを三菱地所が買収したの、頭の悪さの極みだって思ってたんですよ。

実際そうで、日本では1980年代後半、バブル経済に浮かれ、モノの良し悪しもわからない成金根性丸出しに世界中で不動産や美術品、ブランド品を買い漁って、世界中からひんしゅくを買っていたそうです。

さて。私たちはそのバブル期のノスタルジーに浸ることで幸せに近づけるわけではありません。

私たちがすべきことは、「GDPというモノサシを、さも絶対的なものだとみなすこと」ではなく、「どういうモノサシがあれば、よりよい社会の度合いを測れることが出来るのか」を考えることです。

あなたは、どんな社会を作りたいですか?

私は、風俗業界でスターになりたい紗倉まなちゃんみたいな子はどうぞご自由に!と思っていますが、貧困苦が原因で風俗をやらざるを得ない子が、風俗業界を卒業して、やりたい仕事に挑戦できる社会を作りたいです。

また、一人暮らしの独身女性の貧困が深刻化しているというニュースはよく聞きますが、昼職で働いてても一人暮らしの独身女性が心豊かに生きられるように、ベーシックインカムが導入される社会を作りたいです。

日本人は、「今無心に頑張っていれば、いつか報われる」という楽観的な物語が大好きです。「今無心に銀行に貯蓄しておけば、老後は安心」とか。あとは、中田敦彦さんのユーチューブ動画を見ている若い子たちなら、「今頑張って米国インデックスに投資し続ければ、いつか不労所得でアーリーリタイアできる」という物語を信じたりすることとか。

将来のために現在を犠牲にする生き方って、本当に幸せでしょうか?

「いま、この瞬間、豊かさと楽しさと充実を追及して生きる」

という考え方にシフトしていくときがきているのではないでしょうか。

経済成長の話に戻りますが、現在、私たちの文明社会は、市場原理とテクノロジーの力を用いて、数多くの問題を解決してきました。

しかし、逆に言えば、こんなに高いレベルの市場原理とテクノロジーでもってしてもなお残存している問題の多くは、それらでは解決できていないということです。

そのような解決できていない問題は、経済合理性とは別のモチベーションによってしか解決できません。そのモチベーションとは、人間性に根ざした行動です。

現在、「貧困女子」という言葉はよく聞くようになりました。貧困女子の問題は、市場原理とテクノロジーでは解決できませんでした。

貧困女子の問題は、人間性に根ざした行動によって、解決することが出来るでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました