はいみなさんこんにちは。
今日は、中学生・高校生に向けて、記事を書いていこうと思います。
現代、学校で日本文化を英語で発表する授業があるみたいですね。
ものすごく羨ましいです。
ものすごく貴重な経験だと思うので、
その時間をとっても有意義に使ってほしいなと私は思います。
さて、今日は、「答え」は書きません。
「ヒント」だけ書きます。
まず、発表するにあたり、日本文化について書かれているネット上の記事を、
そのまま翻訳しない方がいいです。
それって、誰でもできることじゃないですか。
そこにいるあなたがやらなくてもいいじゃないですか。
私がオススメしたいのは、
日本文化を実際に体験して、あなたが何を感じて、何を思って、どんな疑問を思ったか。
それって、あなたにしかできないことなんですよ。
例えばね、ヨーロッパの世界遺産巡りして、
「#感動した」
みたいなハッシュタグをつけて、
写真をインスタグラムとかにアップロードするなんてこと、
誰でも出来るんですよ。
でも、例えば、世界遺産のイスファハンの建物を観に行ったときに、
「この壁に使われていた染料や顔料って、どこで採取されたのか、輸入されたのか?」
って疑問に思ったり、
「このデザインって、日本の伝統建築には無い形だな」って比較してみたりとか、
そういう、「実際に見て自分の心で感じたことを言葉にするチカラ」で得たものって、
あなただけのものなんですよ。
だから発表する価値があるんです。
なので、実際に茶道のお点前体験をしたり、能の舞の体験に行ってみてください。
もし、それが無理なら、ユーチューブで、
「歌舞伎」「能」「三味線」「日本舞踊」「茶道 点前」「日本文化 vlog」とかで検索してみてください。
家にインターネット環境が無かったら、音楽の先生か国語の先生に、DVDを見せてくださいって頼みましょう。
せっかく日本文化を学ぶチャンスを、器用に要領よく短時間でそれなりの発表原稿を作る、
という作業で終わるのは、非常にもったいないと私は思います。
それが、進学するための受験に必要じゃないかもしれないけれど、
日本文化を自分の言葉で話すという経験は、
将来、グローバル環境で生きていくために必要なチカラになると思うので、
無駄にしてほしくないなと思います。
執筆者:山本和華子