アートの本質的な豊かさについて

はいみなさんこんにちは。

今日は、アートの本質的な豊かさについてお話していきたいと思います。

豊かさって、何なんでしょうね。

貯金がたくさんあることでしょうか。

インスタグラムのアカウントが豪奢でキラッキラであることでしょうか。

どういう状態を「豊かである」と呼ぶのでしょうか。

翻って私は、日常的にあまり豊かであると感じることはありません。

私は収入の半分を書籍に費やしているのですが、収入が入ったら即座に書店に向かい、

ジリっと財布を焦がして貯蓄ゼロみたいな生活をずっとしているんですね。

無為の時間を過ごすことにとても強い恐怖感を私は感じてしまうので、

暇さえあれば隙間を埋めるがごとく、読書する。

とある方が、貧乏を経験している人は、お金の尊さを知っているはずである、

みたいなことをおっしゃっていますが、私はたぶん、本当の意味でお金の尊さを理解していないように思う。

たとえば宝くじがあたって100万円振り込まれたとしても、

私はそれをしたたかに運用するわけではなく、

書籍代に全投球してまた財布をスッカラカンにさせるんだろうなということが目に見えてわかります。

世間では貯蓄をするほうが偉いとよく言われますが、

私はお金が無くなることよりも、何の学びも無い時間の方がはるかに怖いので、

読書もせずににぼーっとネットフリックスをみて、

時間を溶かして余ったお金を貯蓄するというのはありえなくて、

そんなものの何が偉いんだ、それの何が将来の備えだよって思ってしまいます。

おそらく私は、読書をすることで、無限に沸き起こる無駄な時間を昇華しては、

財布をジリ焦がしにする読書が辞められないんだろうと思います。

そうやって自転車操業のようにジリ貧が続いて豊かさを感じられないことが続いているんだろうと思います。

もちろん健全に、適切に本を買い、適切に情報収集することは良いことですが、

それを続けることで家計が立ち行かないのであれば、それは問題です。

さて、ここでアートの話に繋がるのですが、

拙速な解答・情報の収集を小さく繰り返しては刹那の満足感を得るのではなく、

じっくりと大きな問いに向かって深く考えることが、アートであり、豊かさなのかもしれないと思ったんですね。

また、円安&インフレで日本のリソースは中国やアメリカにダダ漏れ、

日本の土地はロシアに奪われまくりのこの国で、

資産やキャリアをはじめとした財産を守ることに加え、

美しいものを美しいと思えたり、好きなものを好きだと素直に思える心を守ることも、

豊かさに繋がるのかなと思いました。

あるいは、大勢が「これっていいよね」って言っていたとしても、

「私はそうは思わない」と言えるなど、

そういう、周りに流されない自分の美意識の軸を持っていることも、豊かさの一つなのかなとも思いました。

執筆者:山本和華子

私の本、『世の中のみかたを変える 週末、アート』が出版されました。

オリジナルバッグを販売しています。

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この記事を書いた人

普段はOLやってます。仕事が楽しすぎて鳥になりそう。
週末は物書きしてます。新刊『ほっこりしたい人のための 週末、日本文化』アマゾンで購入可能です。
「暮らしに教養の深みと愉しみを」をモットーに、記事を執筆しています。

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