舟橋三十子著『クラシックの聴き方入門』の要約

【モーツァルト 交響曲第40番】

モーツァルトは生涯に41曲の交響曲を書いたが、その中で短調の交響曲は第25番と第40番のみ。

交響曲第40番では、印象的な主題がヴァイオリンによってまさに「ため息」をつくように演奏されることから、「ため息のモティーフ」と呼ばれている。

悲しみを表現する短調をもとに、その「ため息のモティーフ」がいたるところにちりばめられている。

【シューマン <子供の情景>よりトロイメライ】

幼い頃から文学や音楽に親しみながら過ごしたシューマンの曲には、哲学的な背景と文学的な表現が強く反映されているのが特徴。

ドイツ語で「夢」を意味する「トロイメライ」は、<子供の情景>のなかで最も有名な曲である。

【エルガー 愛の挨拶】

イギリスの作曲家エルガーが作曲したこの曲は、流れるような美しい旋律に満ちあふれている。

親しみ深く美しいメロディは、多くの人々の心をとらえ、世界中で愛好されている。

【バッハ ゴルトベルク変奏曲】

バッハの弟子であるゴルトベルクが、不眠症に悩む伯爵のためにこの曲を演奏したという逸話から、この名前が付けられた。

20世紀になって、カナダ出身のピアニスト、グレン・グールドがこの曲でデビューしてから一躍有名な曲になった。

【ベートーヴェン ディアベッリの主題による33の変奏曲】

ベートーヴェン最後のピアノ変奏曲で、最高傑作と言われている曲。

この変奏曲は、主題の雰囲気だけを残して、大胆に自由に変化されていく。

【モーツァルト フルートとハープのための協奏曲】

この曲は、モーツァルトがパリに滞在していたときに作曲された。

フルートを愛好する侯爵と、ハープを愛好するその令嬢のために書かれたもので、優雅な雰囲気をたたえた名作である。

【ブラームス ヴァイオリン・ソナタ第3番】

この作品は、他のヴァイオリン・ソナタと比べて、より職人的な性質を持ち合わせていることが特徴。

この第3番のソナタでは、晩年のブラームスに特徴的な、渋くて重厚な雰囲気が感じられる。

【バッハ カンタータ第147番より「主よ、人の望みの喜びよ」】

「カンタータ」とは、17~18世紀の最も重要な声楽ジャンルのひとつで、器楽伴奏を伴う独唱や合唱により歌われる作品を指す。

200曲余りあるバッハの境界カンタータは、このジャンル全体の最高峰である。

【パガニーニ 24の奇想曲】

「奇想曲」とは、気の向くまま自由に演奏する軽快な曲のこと。

奇想曲はカプリースとも、カプリッチョとも呼ばれる。

この奇想曲はすべてヴァイオリンだけで、無伴奏で演奏される。

第24曲は特に有名で、「パガニーニの主題による変奏曲」として、ブラームスやラフマニノフなど、多くのロマン派の作曲家が競って編曲している。

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この記事を書いた人

普段はOLやってます。仕事が楽しすぎて鳥になりそう。
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「暮らしに教養の深みと愉しみを」をモットーに、記事を執筆しています。

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