はいみなさんこんにちは。
とある日、ユーチューブで「なんか弦楽四重奏を聴きたいな~」と思い検索して、色々なカルテットの演奏を聴き流ししていました。
すると、「ルパン三世」が流れてきて、そのあまりのカッコよさに、作業をしている手が止まりました。
「なんてかっこいいんだろう」
ユーチューブのタブを開くと、「カルテットフレスコヴェッセル」というカルテットが演奏していることを知りました。
カルテットフレスコヴェッセルの第一印象としては、弦の音色が鋭いこと。弦楽器って、「ふにゃあ」とした柔らかい音色で演奏する場合もありますが、彼らの音色は一貫として鋭く、凛とした印象です。
また、和音が息ピッタリなこと。サブドミナント(不安定な和音)からドミナント(安定的な和音)に移行するときの心地良さといったら、それはもう鳥肌。
そして、低音がしっかり強く表現されていること。ヴィオラとチェロの低音がしっかり土台を作った上に、ヴァイオリンの美しいメロディが乗るというまるでフランスの高級パティシエ手掛けるデコレーションケーキのようです。
ルパン三世の曲に関して言えば、休符とアクセントの交差のリズムがとても心地よいです。休符が「休符」っていう言葉の概念を超える何者かに進化してる感じ。
また、チェロのお兄さんがワクワクしすぎちゃってニマニマしているのが可愛いです。
すべての曲を紹介したいのですが、文字数に限りがありますので厳選して曲を選びます。
次に紹介したいのは、「残酷な天使のテーゼ」。
ヴィオラの旋律がとても映えていて美しいです。
ヴィオラがメロディを奏でる曲はそう多くないので、それが聴けて嬉しいです!
お次は「リベルタンゴ」。
カルテットフレスコヴェッセルの特徴である、音色が凛と「立つ」奏法が、最大限に表現される曲だと思います。
主旋律に入る直前の八分音符(十六分音符かな?)が、ものすごくカッコイイ。
お次は「銀河鉄道999」。
爽快!!!まさに銀河を颯爽と走り抜ける鉄道のような演奏です。
ゴダイゴも驚きの演奏です。
最後にご紹介したいのは、「見上げてごらん夜の星を」。
バラードの贅沢な和音とメロディは本当に心に染み渡ります。
途中、転調(曲の雰囲気が変わる)するシーンがあるのですが、その、もの寂しげな表現も素敵です。
他にもアニメ・ジブリ・ディズニーの曲を演奏しています。ぜひチャンネル登録して毎日聴きましょう!
コチラでカルテットフレスコヴェッセルの曲をダウンロードすることができます♪
カルテットフレスコヴェッセルのみなさん、ありがとうございました!
執筆者:山本和華子