はいみなさんこんにちは。
今日は、私の失敗とその反省、そして次に繋げるためにはどうすべきか、について書いていこうと思います。
私は貧乏な家庭に育ちました。
第一志望大学は学費が高いということで親に反対され、入試さえ受けさせてもらえなかった。
みんなが家族旅行に行って楽しそうにしているを尻目に、私は貧乏暮らしに甘んじていた。
みんながオシャレにお洋服とか親に買ってもらっているのを尻目に、私は貧乏暮らしに甘んじていた。
いつの間にか、私の心には大きな穴が開いていた。
そして私は地方のFラン大学を卒業して間もなく、知り合いの知り合いが、法律の裏技を使って社会のうまい溢れ銭を受け取り、働かずともその金で世界一周旅行に行ったという話を聞いた。
その話は、私の心の穴にドス黒く埋め込まれていった。
そしていつしか、貧乏育ちで生きていく武器や自慢できるものを何も持っていない、「持たざる者」の私は、
法律の裏技を使って近道をすることでしか、みんなに追いつけないんだ、という風に思うようになった。
それで、10年、ずっとそれを信じて生きてきた。
そして、大きく失敗した。
今思えば、あまりにも長い時間を失敗に費やしたと思う。
でも、それが失敗だと気付けてよかったと思う。
これで中途半端に上手く行ってたなら、私は一生、間違った考えのまま、生き延びていたと思う。
今なら言える。生きていく上で一番効率のいい働き方は、誠実にお金を稼ぐことである。
自分だけ手っ取り早くお金を稼ぐための裏技の情報を手に入れたところで、幸せとは程遠い。
私は貧乏育ちで、ろくな武器も持ってないけど、ようやく「スタート地点」につけたと思う。
もう一つ、追記しておこう。
社会は私たちを搾取しているわけではない。
むしろ人が生きていけるのは、社会の力の恩恵によるものが大きい。
だから、その恩恵は、社会に還元していった方がいい。
そして、人と比べない。
人の幸福話に対して、必要以上に反応しない。
たまたまお金持ちの家に生まれたお嬢様が、茶道の師範を取得したからといって、
貧乏育ちの私は法律の裏技を使ってお金を稼いで同じレベルに行こうと思わなくていい。
身分不相応の虚飾や武器はいらない。
仮にうまい話を聞いたとしても、乗らない。
誠実にお金を稼いでいきましょう。
執筆者:山本和華子

