中村天風著『ほんとうの心の力』要約

はいみなさんこんにちは。

今日は、中村天風著『ほんとうの心の力』を要約していきたいと思います。

【中村天風の経歴】

明治9年、東京に生まれる

日露戦争のとき、満州で活躍

帰国後、肺結核を発病したことから人生を深く考え、真理を求めて欧米を遍歴

その帰路、ヒマラヤの麓でヨガの聖者カリアッパ師の指導を受け、病を克服

帰国後、「心身統一法」として、真に生きがいのある人生を生きるための実践哲学についての講演活動を始める

かわしきれない運命を「天命」という。これは絶対的なもので、自分の力ではどうしようもないもの。対して「宿命」とは、自分の力で打ち拓いていくことができるもので、相対的なもの。何か問題にぶち当たったとき、それが天命なのか宿命なのか、見極めることが重要である。

●人間は万物の霊長としてこの世に生まれたのだから、他の生物とは異なり、色々な負担を負わされている面もあるが、大きな恩恵を授けられている面もある。その恩恵の一つに、「笑い」がある。笑いとは、苦しみや悩みに惑わされる心や体を緩和する役割を持つ。

●幸福や健康、成功というものは、自分自身が呼び寄せるものである。だからこそ、自分の心は積極的にならなくてはならない。

●人間の意識というものは、「実在」と「潜在」の二つがある。実在意識は思考や想像のことである。潜在意識は、実在意識を現実化させるような力のことである。自分の願いをはっきりと心に描くことを続けていれば、それは実現する。

言葉は人生を左右する力がある。自分の目標を実現するには、常に言葉に慎重な注意を払うことが重要である。

寝る直前には、いいことを考えよう。嘘でもいいから、「私は優れた人間だ」「私は思いやりのある人間だ」と思うようにしよう。寝る直前は、絶対に尊い人間でいよう。それでどんなによい効果が出るか、やってみた者じゃないとわからない。やってみよう、今夜から。

●(中村天風のいうところの)「積極的」というのは、心の尊さ・強さ・正しさ・清らかさが保たれている状態のことである。どんなに大変なことや危険な場合に直面しても、普段の気持ちと同じように平然と対処できる状態のこと。そういう風に出来てこそ、自分の人生を立派に生きることが出来明日。

本当に幸福な人というのは、心のなかに絶えず高尚な積極的観念が燃え上がってる人のことである。例えば、傍から見て大変そうだなあと思うような状態の人でも、その人が本当に幸福なら、高尚で積極的な心的態度で平然と生きていられる。幸福というものは、主観的なものである。

●例えば事業に失敗したとき、「運が悪い」と思わないで、「どこが間違ってたんだろう」と考えるきっかけを与えてくれた天に感謝しよう。感謝と歓喜の感情は、宇宙に正しい力を呼びかけることに繋がる。だから、何事にも感謝しよう。

●生活の情味というものは、楽しい事柄のなかのみにあるものではない。悲しいことの中にもあるのだ。だから我々はできる限り、広くかつ深く、生活の中から情味を見出すことに努めよう。


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この記事を書いた人

普段はOLやってます。仕事が楽しすぎて鳥になりそう。
週末は物書きしてます。新刊『ほっこりしたい人のための 週末、日本文化』アマゾンで購入可能です。
「暮らしに教養の深みと愉しみを」をモットーに、記事を執筆しています。

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