人類が言語を獲得して5万年経過しても、未だに定義付けられていない概念は存在している

人類が言語を獲得して、5万年が経過しました。

5万年が経過しても、未だに定義付けられていない概念が存在することを、

私は今日、初めて知りました。

認知心理学ないしは知覚心理学の分野において「アフォーダンス」という概念があります。

アフォーダンスとは、モノや環境が人に対して与える「意味」あるいは「価値」を指します。

例えばマグカップの取っ手のデザインは、誰に言われるでもなく、

小さいお子さんも自然にその取っ手を掴んでマグカップを持つとかね。

そのマグカップの取っ手のデザインが、私たち人に「持つ」という行為を誘発します。

私は学部生の頃からこの「アフォーダンス」という概念ってすごく面白いなと思っていました。

私は3か月前くらいに、ある旅人の存在を知ったわけですが、

彼の作品を観たり聴いたりしていると、無限に私のアイディアや行動が誘発される。

無限に言葉が空から降ってきて、無限に言葉を綴り続けている。

「Aさんという人物の生き方や言葉が、Bさんという人物に常に良い意味で影響を与え続ける、行動が誘発され続ける」という概念を説明する単語は、人類が言語を獲得して5万年経ってもまだ発明されてないらしい。

一応、近い概念で「Interpersonal Affordance」というのは存在するみたいだけど。

彼の人生を表す言葉を人類がまだ発明できていないとか、面白すぎる

執筆者:山本和華子

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