「お前みたいなストイックな奴のそばにいたら、普通の人間はかなわん。」
このセリフは、青木仁志氏が実際に、上司から言われた言葉だそうです。
私は先日、ある読書会に参加したのですが、ある一人の女性に対して、
「うわー、この人とは永遠に分かり合えないわ~~~~」と思いながら、彼女の話を聞いていました。
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そういうわけで、私はこのことがあってから、若干自信を失っていて、
それで、青木氏の『一生折れない自信のつくり方』を読むことにしました。

人が、誰かに対して「この人は厳しい人」と捉えるか、「この人は優しい人」と捉えるかは、
その人の生きてきた人生や、その人なりに築いてきた人生哲学に依るんだろうと思います。
本阿弥光悦の刀に傷ついてしまう人もいれば、その刀で救われる人もいる。
結構、「優しさ」という言葉の意味を履き違えている人って多いんだな、ということを最近考えていました。
自称繊細さんに対して離乳食を与え続けることが、本当の優しさではない。
余談だが、私はある旅人のことを、「こんなに優しい人、めったにいない」と思っている。
それは、旅人が、人生に対する深い洞察と、人と世界に対する高い解像度があるから本質的に優しいと言っているわけで、
何も、DMの返信をしてくれたから優しいとか、そういうことを言っているわけではない。
それでは、『一生折れない自信のつくり方』について、私が重要と思った言葉を抜粋していきましょう。
●自己鍛錬とは、自分の選択に責任をもつ環境下で経験を重ねることである。
●一度、目標を定めたら、目の前の課題を黙々と乗り越えていく。
●「見返り」とは、レベルの低い打算である。
●良い情報を素直に受け入れて実践してきた人ほど、圧倒的に成長する。
●簡単に手に入る自信は長持ちしない。小さな成功をコツコツ積み上げた大きな自信は、そう簡単には折れない。




