プラスチック原料の買取・販売及びリサイクルを手がける、京プラ代表の辻川雄一さんに、
この度、インタビューさせていただく機会をいただきました。
辻川さんは、2013年~2016年の3年間中国に住み、日々発展する国の成長を肌で感じたそうです。
一方で、廃棄物や大気汚染による環境の変化も感じたそうで、環境保全に携わる仕事に就きたいと思い、
現在の会社を興したそうです。

中国に住んでいた頃のエピソード
大連と上海に住んでいました。
上海は日本でいうところの東京のような場所。
大連は、ちょうどいい港町で、開放的。福岡県のような雰囲気です。
大連はやはり港町ということで、ロシア人や韓国人など、さまざまな人種の方がいて、街並みも多様です。
中国で働いていると、国際競争力の低さをひしひしと感じました。
良い商品はある、技術力もあるのに、特許や情報関連がダダ漏れで、脇の甘さを感じました。
また、ビジネスや交渉をする際には、やはり現地の言語を使わないと、肝心なことは何一つ伝わらないと痛感しました。
通訳を介して交渉や営業をするのと、現地の言語を使うのとでは、商品の魅力の細かいニュアンスまでは伝わりません。
世界中の家電屋さんに行くと、それが如実に分かる。
家電屋さんの入り口や中心部には、中国製や韓国製の洗濯機や掃除機がある。
そして一番奥の方に、日本製の洗濯機や掃除機が置かれている。
せっかくモノはいいのに、伝える力が弱いゆえに、販売力で劣ってしまう。
それは非常にもったいないことだと思います。

中国のビジネスパーソンから学んだこと
もともと海外には興味があって、それで初めてふらっと海外に行ったときに、「世界って広い」と肌で感じました。
そして、世界中の人と話すと、「こりゃあ面白い」とも思いました。
中国にいた頃はちょうど上海万博の開催時期で、その上海万博のスタッフとたまたま友人同士で、
色々とお話を聞いてみると、「上海万博の日本館に、桜を入れるんだ」とのこと。
純粋に、「素敵だなぁ」と思いました。
それで自分も、海外で活躍したいという思いが強くなっていきました。
実際に中国で働いてみると、もうギャップしかありませんでした(笑)
中国で働きながら、楽しく、刺激的で、貴重な日々を感じていました。
中国のビジネスパーソンは、外国に対して慣れています。だから、グローバルな感覚がある。
そして、ある種の図太さもあり、そこが強さでもあるなと思いました。
また、自分の主体的な考えや選択を発言することが出来ているのも、強さだと感じました。
中国のビジネスパーソンは、ハングリー精神を表には出しません。
うまいこと、相手の心を鷲掴みにしていくという「人たらし精神」がずば抜けています。

環境保全に対する思い
地球上、現実的に、ゴミは無限に捨てられるわけではありません。
ゴミの量をゼロにすることは不可能です。でも、少なくすることは可能です。
自分の事業を通して、資源を循環させていきたいですし、少しでもゴミの量の削減に貢献していきたいです。
今の仕事はすごく好きです。「地球に役立っているんだ」という自負のもと、仕事をしていることが楽しいです。

これからの世代を生きる若者へメッセージ
どんどん海外へ出て、世界を広げてください。
それぞれ、発見することや気付くことは違うと思います。
だからこそ、自分なりの発見や気付き、見つけた何かを大切にして、大きく活躍していってほしいです。
何事も、挑戦していく人はどんどんチャンスをつかみます。
そういう風にして、人生が拓かれていくのです。
本日は、本当にありがとうございました。
インタビュアー・執筆者:山本和華子
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