国民が貧しさを感じているのに、なぜ日本政府は増税しながら海外へのバラマキ外交を続けるのか。ODAへの取り組みも含めてわかりやすく解説

なかなか私たちのお給料が増えない昨今・・・

お給料は生活費で消えてしまって、なかなか自己投資に回せない日々・・・

政府は何をしているんだろう。

調べてみると、なんと政府は、私たちの生活苦を尻目に、

増税しながら海外へバラマキ外交を繰り返しているらしい!

なんでそんなことをしているんだろう。

今日は、日本政府のバラマキ外交について、斬り込んでいきます!

目次

日本政府によるバラマキ外交の実情

日本政府は、アメリカの兵器を購入するために、毎年数千億円の税金が費やされているそうです。

1954年にFMS協定(日米相互防衛有償援助協定)が結ばれ、

アメリカの兵器を購入することが義務付けられました(なんじゃそりゃ)。

また、安倍晋三元首相の時代、安倍さんは「北方領土の返還」と「平和条約の締結」を目指し、

ロシアへの経済協力という意味合いで、日本から3000億円以上の支援額がロシアへ流れました。

しかし、安倍さんの思惑に反して、ロシアからは散々たかられただけに終わりました。

私、ここで思うんですけど、「北方領土の返還」と「平和条約の締結」を果たすための手段が、

なんで「お金を渡す」という発想になるんだろうってすごく疑問なんですよね。

外交戦略や外交交渉って、他にもたくさんの方法があるはずなのに、

なぜ「バラマキ」しか思いつかないのでしょうね。

その後、岸田文雄元首相の時代に移ります。

岸田さんは、アメリカの巡航ミサイル・トマホーク400発を2113億円で購入しました。

いやなんでやねん!

購入する意味!!!

日本国憲法は平和主義で一貫しているのに、武器の購入って何やねん。

余談ですが、有名なユーチューバーさんのトマホークさんって、ここから名前を取ったんですね(笑)

実はバラマキ外交にも、良い面はある

ここまで見てきて、「日本政府のバラマキ外交、最悪や~」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

実際に私もそうですし・・・

ただ、バラマキ外交にも良い面はあります。

日本の外国へのバラマキの一部は、「タイドローン」と呼ばれる「紐付き融資(資金使途を限定)」として使われています。

首相の外遊時には、関係する大企業の幹部も同行することが多いのです。

したがって、日本のバラマキ外交は、日本の大企業の利益を促進する効果もあるのです。

歴代首相は、自民党が大企業から政治献金をもらっている恩恵もあるという背景もあり、

そのようなバラマキ外交を続けているのです。

う~ん、政府と民間の癒着が気になるところではありますね・・・

バラマキ外交とODAの関係

日本政府によるバラマキ外交は、ODAとも密接な関係があります。

ODA(政府開発援助)とは、先進国の政府や機関が、開発途上国の社会・経済開発のために行う援助のことを指します。

日本は積極的にODAへ積極的にコミットしています。

日本は支援として、自国の高い技術力を活かし、途上国でのインフラ整備を多く手掛けています。

ODAに関して日本の頑張り具合は、世界の中での日本の立場に大きな影響を与えています。

これからの日本のバラマキ外交の展望

これからの日本は

1、自国が先進国であるという自負を見直す必要がある。本当に先進国なのか。政府は国民の生活苦や貧困を直視することで、本当に先進国としての外交戦略を続ける必要があるのかを問うべき

2、外交戦略の具体的な方法が「ゼニ渡し」しかしていないという実情をまず問題視すべき。外交交渉のやり方を増やしていくべき。

と、私は考えています。

それではまた!

執筆者:山本和華子

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