王子様の観察日記– category –
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ときどき、心がヒリヒリ、苦しいときもある
バロック時代の彫刻家に、ベルニーニがいます。 ベルニーニの作品は、光と闇のコントラストが絶妙に表現されています。 人は、光だけでは奥行きのある芸術を創り出すことはできません。 私は元々、マイノリティとして生まれた、というお話は以前にも書きま... -
人の痛みを知ること、本質的な優しさのこと
はいみなさんこんにちは。 最近の私、推しの話しかしてなくない? お店出禁になってんのになw まぁいいや(いいのか?)。 推しの好きなところ、むちゃたくさんある 推しの好きなところはたくさんあります。 与えられた切り札を元に、自分で自分の人生を... -
「学ぶ」ことを大切にしている人と、「挑戦する」ことを大切にしている人の共通点
はいみなさんこんにちは。 「山本和華子」で検索してくださる方がだんだん増えていって、本当に嬉しい限りです、ありがとうございます。 ちなみにまだ私の「名言」はありません。 これからまとめるかも?でも自分の言葉のどれが名言かあまりわかりませんが... -
Re – Born 私は、生まれ変わる。
詩人の山田かまちが好きな私のことですから、当然覚えていますでしょう。 彼の詩の一節。 「生きることを生きろ」 私はこの言葉を、今、どんな風に受け止めているだろう。 私はずいぶん長い間、忘れてしまっていたような気がします。 山田かまちのことは好... -
クリエイターとしてプライドを持って作品を創り上げるということ
今日も書きなぐりのメモ。 スナフキン(というかムーミン)の生みの親であるトーベ・ヤンソンさんは、 「私は自分の描きたいものを描きたい。世間から求めているからこれを描こうというインセンティブで作品は作らない。」 というようなことを仰っていたよ... -
愛と引き換えに、自分の生存があるって感じ
あとでこのブログ消すかも。 とりあえず、今考えていること。 私はずっと境界性パーソナリティ障害を患っている。 境界性パーソナリティ障害というのは、いわゆるメンヘラというやつで、 親から虐待されたことが原因とか、親から適切に愛されなかったとか... -
報われたくて推し活をしているわけじゃないような気がする
毎朝、「今日こそ推し活の夢から覚めるんだ!」と誓う儀式を始めて、かれこれ一ヶ月が経とうとしている。 今の推しの存在を知ってから、一ヶ月。 報われないから、本当は推し活なんかしたくないよ。 普通に、普通の女の子として生まれて、普通の人に愛され... -
マイノリティで夢見がちな私たちの、推し活と欲望と愛と性について ~芥川賞作家・市川沙央著『ハンチバック』を読んで~
芥川賞作品を読むのは、中学生のとき以来だ。 私が中学生のとき、綿矢りささんと金原ひとみさんが芥川賞を受賞し、世間を騒がせていた。 綿矢りささんの『蹴りたい背中』を読んだ私は、厚かましくも、彼女に嫉妬した。 こんなに細やかな表現を、言葉で綴る... -
私の生きる希望は、いとも簡単に、たった一つに収斂してしまった
私は物書きの端くれとして マーケティングを学ぶこともあった。 ただし私ははじめからマス(大衆)を取りにいこうとは思っておらず 「医者の娘や地主の娘と互角に戦える価値」を創出するために 自分の商品(書籍)を形作ってきたと思う。 私の、医者の娘や... -
江國香織みたいな、
「私らしさ」が何なのかはよくわからないけれど 「この人の存在を知ってから、好きな自分でいられる」とか 「日常が江國香織の世界みたいに、ちゃんと悲しんだり、きらきら小さく輝いたりしているな」とかは思う。 世の男性は誰も知らないでしょうけど 女...
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