ある旅人の話– category –
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ある旅人の話
フィクサーのような女性になりたい。
世の中の「ツボ」をおさえる 人間の身体には経絡(けいらく)というものがあります。 その経絡にはそれぞれ大事なツボがあり、そのツボをおさえると、身体全体に響きます。 外交戦略にも似たお話があります。 フランス外交には、「全体の、網羅的な情報を... -
ある旅人の話
大志や理念を実現させていく者が、マキャベリストに潰されないために ~イーロン・マスクとジャック・ドーシーの事例から~
私も若い頃は、マキャベリストに憧れていたものです。 マキャベリストとは、一言で言うと「目的のためには手段を選ばない人」のこと。 「マキャベリスト」という言葉は、『君主論』を著したイタリアの政治家、ニコロ・マキャベリが基となっています。 色ん... -
ある旅人の話
自分の等身大の感性と共鳴して、自分の言葉で伝えるということ
私は以前、ある旅人の存在を知ったというお話をしました。 その人は、自身の歩いてきた軌跡を動画に残しているのですが、 自分の感じたことを、素直に自分の言葉で伝えていたことが、私にとってすごく印象に残りました。 彼が、あるホテルの宴会場だったか... -
ある旅人の話
幼少期に切り捨てたものを、再び拾い上げるということ
茶沢景子とは、映画『ヒミズ』に出てくる登場人物である。 夢は、心から愛する人と守り守られ楽しく過ごすこと。 両親から「要らない」と言われながらも生きている。 住田くんのことが大好きで、住田語録を紙に書いて部屋中に張っている。 住田くんからは... -
ある旅人の話
ときどき、心がヒリヒリ、苦しいときもある
バロック時代の彫刻家に、ベルニーニがいます。 ベルニーニの作品は、光と闇のコントラストが絶妙に表現されています。 人は、光だけでは奥行きのある芸術を創り出すことはできません。 私は元々、マイノリティとして生まれた、というお話は以前にも書きま... -
ある旅人の話
人の痛みを知ること、本質的な優しさのこと
推しの好きなところ、むちゃたくさんある 以前、私はある旅人の存在を知ったというお話をしました。 彼の好きなところはたくさんあります。 与えられた切り札を元に、自分で自分の人生を切り開いてきたところとか、 学歴や職歴のような「装飾」を一切武器... -
ある旅人の話
クリエイターとしてプライドを持って作品を創り上げるということ
今日も書きなぐりのメモ。 スナフキン(というかムーミン)の生みの親であるトーベ・ヤンソンさんは、 「私は自分の描きたいものを描きたい。世間から求めているからこれを描こうというインセンティブで作品は作らない。」 というようなことを仰っていたよ... -
ある旅人の話
マイノリティで夢見がちな私たちの、推し活と欲望と愛と性について ~芥川賞作家・市川沙央著『ハンチバック』を読んで~
芥川賞作品を読むのは、中学生のとき以来だ。 私が中学生のとき、綿矢りささんと金原ひとみさんが芥川賞を受賞し、世間を騒がせていた。 綿矢りささんの『蹴りたい背中』を読んだ私は、厚かましくも、彼女に嫉妬した。 こんなに細やかな表現を、言葉で綴る... -
ある旅人の話
私の生きる希望は、いとも簡単に、たった一つに収斂してしまった
私は物書きの端くれとして マーケティングを学ぶこともあった。 ただし私ははじめからマス(大衆)を取りにいこうとは思っておらず 「医者の娘や地主の娘と互角に恋愛市場で戦える価値」を創出するために 自分の商品(書籍)を形作ってきたと思う。 私の、... -
ある旅人の話
この人を、私は一生涯において愛し貫きたいと思う
まだ出会っていませんが、 いつか、「この人を一生涯において愛し貫きたい」と思う人と出会えたら、 その人が、ハーバード大学を首席で卒業したとか、 外資系金融に勤めて年収なんちゃら万円とか、 チャンネル登録者数なんちゃら万人の有名ユーチューバー...