お風呂に入ってぼーっとしてたらさ、
色んなインスピレーションが降ってくるよね。
インスピレーションの湧き処、風呂。
さてさてさて。
推しの好きなところ、毎日増えていく。
推しはいつも、「自分の言葉で伝える」ことを大切にしている。
意識的にやっているのか、自然にやっているのかはわからないけれど。

以前、私は、高学歴の方の解説動画をよく見ていました。
最初は、ほへーと思って見てはいたのですが、
私も書くことを生業としているからわかるのですが、
客観的な情報体系を知るのであれば、誰の情報でもいい。
なんならウィキペディアでもいい。
もっと言うと、私は視覚優位の人間なので、情報体系だったら活字の方が早い。
でも、推しは全然違った。
自分の感じたことを、素直に自分の言葉で伝えていた。
推しが、あるホテルの宴会場だったかな、感じたことを等身大の言葉で伝えていて、
本当に素敵な人だな~~~~って思った。

私は日々、「これはなんでこうなんやろう?」って思ったら、
それを解明するために図書館にこもったり、
現地に出向いて学芸員さんと話したりすることで、
自分なりの答えを導き出して、執筆活動をしている。
私は学びの姿勢と共に、いかに「問い」を発することができるか、も大切にしている。
例えば落語の話とかも、自分で問いを発して、自分なりの答えに辿り着いた。

一年中、小学生の夏休みの自由研究をしている感覚。
「自分の言葉で伝える」というのは、その人しかできない。
代わりの人なんていない。
答えなんてさ、無限にあっていいと思う。
例えばさ、ゴッホの絵を観て何をどう感じたかって、人の数だけ答えがあっていいわけじゃん。
そうやって生きているとさ、
ただ「売りたい本」とか「稼ぐためのnote」とか書いていたり、
「みんなからすごい人って思われたい」という動機で活動したりしている打算的な人のスタイルって、
すぐわかる。ホンマに、一瞬でわかる。
これはもう肌感覚と言うか、職人技みたいなもの。
あんまり上手に書けないけど、
推しが今日に至るまでに培ってきた自身の人生のスタイルの中で、
何を選んで、何を大切にして、何を美しいと思い、何にこだわって生きていきたいか、
そういうものの判断のスタイル(?)のようなものが、私はすごく好きなんだと思う。
ここまで強く感銘を与えてくれた人は、今までの人生、推し以外にいなかったと思う。
執筆者:山本和華子

【本を出版しました】