私は以前、ある旅人の存在を知ったというお話をしました。
その人は、自身の歩いてきた軌跡を動画に残しているのですが、
自分の感じたことを、素直に自分の言葉で伝えていたことが、私にとってすごく印象に残りました。
彼が、あるホテルの宴会場だったかな、感じたことを等身大の言葉で伝えていて、
本当に素敵な人だな~~~~って思った。

私は日々、「これはなんでこうなんやろう?」って思ったら、
それを解明するために図書館にこもったり、
現地に出向いて学芸員さんと話したりすることで、
自分なりの答えを導き出して、執筆活動をしている。
私は学びの姿勢と共に、いかに「問い」を発することができるか、も大切にしている。
「自分の言葉で伝える」というのは、その人しかできない。
代わりの人なんていない。
答えなんてさ、無限にあっていいと思う。
例えばさ、ゴッホの絵を観て何をどう感じたかって、人の数だけ答えがあっていいわけじゃん。

あんまり上手に書けないけど、
先述の旅人が、今日に至るまでに培ってきた自身の人生のスタイルの中で、
何を選んで、何を大切にして、何を美しいと思い、何にこだわって生きていきたいか、
そういうものの判断のスタイル(?)のようなものが、私はすごく好きなんだと思う。
執筆者:山本和華子
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【山本和華子のプロフィール】
山本和華子のプロフィール はじめまして。作家の山本和華子と申します。 私、山本和華子は現在、作家・写真家、小さな出版社「寒山社」の代表として活動しております。 …