親のスネで世界旅行に行くお嬢様に嫉妬することを卒業する

はいみなさんこんにちは。

私はこのブログで、再三「親のスネで世界旅行にいくお嬢様が羨ましくて仕方がない」というお話をしてきました。

そしてついに、その嫉妬を手放すときがやってきました(本当か?w)。

今日はその嫉妬から卒業するまでの過程について書いていきたいと思います。

目次

世界旅行に行って、何するの?

私は散々、「カネもちの娘は、親のスネで自己価値のゲタをいくらでも履くことができるのが羨ましくてしょうがない」と言い続けてきました。

私にとっての自己価値とは、ブランド大学に入学するとか、留学をするとか、世界旅行をするとか、

そういう華やかなものを指します。

自分の履歴書に「世界旅行に行ってきました」って書けば、一瞬にしてその履歴書はキラキラ輝きます。

そういう、鎧というか、身に着ける武器というか、そういうもののために私はどうしても親のスネで世界旅行がしたかった。

だけど、当たり前ですがそれは叶いませんでした。

仮に私が宝くじ5000兆円当たったとして(宝くじを購入したことはありませんが)、

世界旅行に行って、何するの?

資産家の娘や医者の娘と同じように、キラキラな写真を撮影してインスタグラムに投稿して、

イイネをもらって承認欲求を満たすだけの旅行するの?

奈良県の平城宮跡は世界遺産に登録されているけど、ぶっちゃけそこには何もない。

チュニジアにも、カルタゴの古代都市やフェニキアの文化が残っているわけでもない。

地球は人類の歴史をすべて記憶しているけれど、それがすべて、現在、物理的に土地に残っているわけではない。

残っていたとしても、それは観光ビジネスとしてだったり、

観光テーマパークとしてキラキラ作り変えられているものも多い。

今、この瞬間に、人類の歴史や文化、生活や貿易経済に思いを馳せるのも、

一つの道であり、一つの幸せなのではなかろうか。

そもそも、人生の目標とは?

私が世界旅行に行きたいのは、結局何のため?

キラキラな写真を撮ってセレブごっこして、インスタに投稿してイイネもらって、承認欲求を満たすため?

キラキラな履歴書にしていくため?

それ、バカバカしくない?

お嬢様たちと同じ舞台に立ちたいのか、それとも自分の人生を豊かにし、社会に利益を還元していくことで貢献し、社会を良い方へ動かしていける人物になりたいのか。

私の最終目的地はどこやねん、という話に行きつく。

もし目的が後者なら、履歴書をキラキラさせる必要は無い。

というか、投資家・思想家であるナヴァル・ラヴィカントは、

「本当の履歴書とは、自分が経験してきたすべての苦しみである」と言っている。

履歴書とは、たぶんキラキラさせるためにあるものではないのだろう。

私がこれから生きていくために価値となっていく本質的な武器とは?

さてさてさて。

貧困家庭育ちの私の武器は、キラキラ系であるはずがない。

キラキラな武器で戦う土俵にあがろうとすること自体、間違っている。

私の戦っていける土俵はそこではない。

私がこの先、生きていくために武器となるものは、

・逆境を乗り越えてきた経験

・主体性と自立心(自己裁量のようなもの)

・世の中の本質や価値を見極めようとする好奇心

そういうものなんだろうと自負している。

そういうわけで、

・目の前の仕事に集中する

・インプットとアウトプットを繰り返す習慣

・問い→仮説→問題解決のサイクルを繰り返す習慣

を続けることが、私にとってより良い人生を歩むための秘策なのかなと思いました。

終わり。

執筆者:山本和華子

【本を出版しました】

『実家の太いお嬢様への嫉妬を、いよいよ手放すときがきた』

「あの子は生まれながらにして勝ち組だった」
「私がどれだけ努力しても、あの子には敵わない」
そんな嫉妬に苦しんだことはありませんか?

本書は、著者自身の経験をもとに、貴族の娘への長年の嫉妬と、その感情をどう乗り越えたのかを赤裸々に綴ったエッセイです。
本書を読むことで、嫉妬を手放す方法や具体的なステップを知ることができます。
また、嫉妬を手放す過程で、学びや気付きを得ることができることも分かります。

嫉妬の奥にある本当の気持ちとは?
どうすれば心を軽くし、自分らしい人生を歩めるのか?
嫉妬に苦しむすべての人に贈る、解放と前進のヒントが詰まった一冊です。

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