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世界の文化・アート・歴史
文化人類学入門 ~呪術的儀礼から狩猟採集民まで~
環世界という概念によって明らかになるのは、誰も「自然そのもの」や「世界そのもの」を知覚してなどいないということ。 私たちは、みずからの身体と技術を通して何らかの関係性をつくり出せる世界を生きることしかできない。 呪術には、科学技術とは異な... -
書評・本の要約
【幸せの心理学】『幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない』 ラス・ハリス著 要約
原始人の心を占める最優先事項は、危険を避けることでした。 原始人の心は、「殺されない」ために発達してきました。 「幸せのため」には発達してきませんでした。 幸福とは、豊かな、満ち足りた、意味のある人生をいいます。 生きるに値する人生を創造す... -
世界の文化・アート・歴史
建築デザインと色彩の関係 ~基調色からパブリックアートまで~
建築設計というのは、気候・風土の側面から社会的・文化人類学的な側面まで幅広く検討されながら、建築の成り立ちと場所との関係が語られ、文脈が読み込まれた、意識された空間や環境が建築家によって作られている。 設計する側が、何かしらの意図を持って... -
日本の文化・アート・歴史
日本の書道史 ~聖徳太子、空海、秋萩帖、高野切、千利休~
<飛鳥~平安初期> 【聖徳太子「法華義疏(ほっけぎしょ)」】 この作品は、現存する日本最古の肉筆です。 607年に始まった遣隋使・遣唐使の覇権などを通して、中国の最新モードの文字が紹介されました。 【紫紙金字金光明最勝王経(ししきんじこんこうみ... -
日本の文化・アート・歴史
茶道と数寄の道にまつわる話あれこれ ~同朋衆から建築まで~ ~日本文化紹介シリーズ~
茶室の入り口は、「にじり口」になっています。 そのにじり口を千利休が思いつくきっかけとなったのは、川辺に浮かぶ舟だったそうです。 川舟の中こそ、亭主と客が運命共同体となれる。 にじり口とは、日常的な世界が無く流れ込んでくることを拒否する口で... -
世界の文化・アート・歴史
中国の書道史 ~甲骨文、篆書、隷書、礼器碑、曹全碑、褚遂良、王羲之~
第1章 殷~漢時代 殷~周時代(BC13世紀~BC3世紀)には、青銅器に文字が刻まれていました。 これを金文(きんぶん)といいます。 秦・漢代には、石に刻まれた文字とともに、木簡・竹簡(ちっかん)など、肉筆の資料も多数残されています。 甲骨文は、現存す... -
世界の文化・アート・歴史
『菜根譚(さいこんたん)』にはどんなことが書かれているの? ~東洋思想、古典文学のススメ~
今日は、菜根譚(さいこんたん)についてご紹介していきたいと思います。 料理本のような名前の菜根譚ですが、「堅い野菜の根も苦にせずよく咬めば(苦しい境遇に耐え忍べば)、あらゆることは成し遂げられる」とする古事に由来します。 作者は、中国の明代... -
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相互リンクさせていただいております方のHPのご紹介です。 ●村のカズさん slow campさま キャンプを愛する男、村のカズさんのキャンプ情報がぎっしり詰まってます!! ●みやびさん 柳緑花紅さま 日本文化・伝統工芸・着物など、素敵な写真とともにとって... -
世界の文化・アート・歴史
インドの宗教・哲学とは? ~バラモン、リグ・ヴェーダ、ウパニシャッド、ブラフマン~
はいみなさんこんにちは。今日は、インドの宗教についてお伝えしたいと思います。 【ヴェーダの出現】 紀元前1500年前後に、アーリア人がインダス川上流に移動し、先住民族を征服して定住しました。アーリア人は戦闘に長けた民族で、家父長制の大家族を単...