はいみなさんこんにちは。
「なんでロシアは日本の土地を狙い続けるのだろう」
私にはずっとこの疑問がありました。
なので今回は、ロシアとはそもそもどういう国なのかについて調べました。
ロシアの歴史と外交について書いていきますよ。
ミハイル・ゴルバチョフ(1985-1991)・・・共産党一党独裁の放棄と民主主義社会の構築を唱えた。東西冷戦を終結させるとともに、「ペレストロイカ」と呼ばれるロシア経済の立て直しに取り組んだ。ただし、ゴルバチョフは社会主義体制自体は維持させようとしたため、改革は中途半端となった。
ボリス・エリツィン(1991-1999)・・・ゴルバチョフの改革に反対する保守派が起こしたクーデターを制圧したエリツィンが実権を握り、ソ連は解体した。しかし、混乱が続き、治安も悪化した。
ウラジーミル・プーチン(2000-2008)・・・そこで登場したのがプーチン。プーチンは混乱を収め、絶大な指示を手にした。
ドミトリー・メドベージェフ(2008-2012)
ウラジーミル・プーチン(2012-)
【ロシア史】
9世紀末、ロシアの原型となるキエフ公国が建国される。その頃から、ビザンツ文化が流入する。
13世紀、ロシアはモンゴル人の支配化にはいるが、1480年にモスクワ大公国が独立する。
以後、ロシアはスラブ人世界の強国へと変貌していく。
17世紀末に即位したピョートル1世の時代に、ロシアはヨーロッパの強国となった。
しかし、ロシアが海外進出するためには、冬季でも凍結しない港の存在が不可決だった。
そのため、ロシアは不凍港(ふとうこう)を求めて南下政策をとることになった。
ロシアの南下をめぐる一連の国際対立を、東方問題と呼ぶ。
1853年、ロシアはエルサレムの管理権を要求して、オスマン帝国と開戦する(クリミア戦争)。
しかし、イギリスやフランスなどがオスマン帝国に味方し、ロシアは敗退した。
【ロシア人の世界観・価値観】
ロシア人は、個人のモラル・生活から、国家の政治外交まで律してくれる、唯一絶対イデオロギーを求めたがる。
ロシアのツァーリ(皇帝、大統領)は、ロシアが引き継いだビザンチン的伝統を引き継いでいる。ツァーリは民衆と時に結託し、エリート集団の専横から民衆を守ってくれることもある。
現代のツァーリであるプーチンも、民衆に同情し、理解をしているようなポーズをしばしば見せる。それで一定の心理的安定が保たれる。これがロシア政治のアーキタイプ。
また一方でツァーリは、エリート集団とも、もたれ合いの関係でもある。
執筆者:山本和華子
【参考図書】
『ビジネスパーソンのための世界情勢を読み解く10の視点』
『エリア別だから流れがつながる世界史』
『日本と世界の今がわかる さかのぼり現代史』