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日本の文化・アート・歴史
日本の有名な茶室を知ろう ~用の美、国宝、浮世~ ~日本文化紹介シリーズ~
【待庵】 待庵(たいあん)は、京都府にある東福寺の末寺、妙喜庵(みょうきあん)にある茶室で、国宝に指定されています。 千利休の遺構と伝えられています。 利休は、「渡り六分(ろくぶ)に景気四分(よんぶ)」という言葉を残しました。渡りとは用、景... -
日本の文化・アート・歴史
茶道と数寄の道にまつわる話あれこれ ~同朋衆から建築まで~ ~日本文化紹介シリーズ~
茶室の入り口は、「にじり口」になっています。 そのにじり口を千利休が思いつくきっかけとなったのは、川辺に浮かぶ舟だったそうです。 川舟の中こそ、亭主と客が運命共同体となれる。 にじり口とは、日常的な世界が無く流れ込んでくることを拒否する口で... -
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落語の創始者である安楽庵策伝の、茶人の側面に迫る ~日本文化紹介シリーズ~
はいみなさんこんにちは。 昨今、「教養としての〇〇」という本が流行していますね。 私もその手の本はすごく大好きで、入門書として、 「教養としてのワイン」「教養としてのコンピューターサイエンス講義」「仕事に効く教養としての世界史」「教養として... -
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岡倉天心によって書かれた『茶の本』とは? ~侘び寂び、不完全の美学~
『茶の本』は、明治時代に思想家である岡倉天心が、欧米の読者に向けて英語で執筆したものです。 天心は、茶には日本文化や東洋文明の精神が凝縮されていると考え、茶のあらゆることを書くことを通して、日本文化の根底に流れる世界観がどのようなものであ... -
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国宝の茶道具にはどんなものがある? ~たとえば曜変天目~ ~日本文化紹介シリーズ~
はいみなさんこんにちは。今日は、国宝の中でも、茶道具の国宝に特化してご紹介していきたいと思います。 【曜変天目(稲葉天目)】 南宋時代(12~13世紀) 喫茶用茶碗の最高峰とされた、中国南宋代の建窯(福建省付近にあった窯のこと)のものの中で... -
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茶道の歴史の基本を知ろう ~日本文化紹介シリーズ~
はいみなさんこんにちは。今日は、ちょっと詳しい茶道の歴史について書いていきたいと思います。 茶の木は、インドのアッサム地方や中国雲南(うんなん)省、四川(しせん)省あたりが原産地だったとされています。 茶を飲む習慣は唐の時代に大流行しまし... -
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茶道の歴史が知りたい!「書院の茶」と「草庵の茶」の違いって? ~日本文化紹介シリーズ~
今日は、茶道の歴史についてご紹介していきたいと思います。 まず、日本に初めて中国大陸からお茶が持ち込まれたのは、遣唐使の時代(7~9世紀)だったと言われています。 このときのお茶は今で言う烏龍茶のようなもので、この色が私たちの言う「茶色」...
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