先日、初めてある旅人に会ってきた。
やっと会えた。
とっても素敵な人だった。
ずっと会いたかった。
一時期、その旅人からはSNSのアカウントをブロックされていたことがあって、
「嫌われちゃったかな」と思って、諦めかけていた。
もう会えないのかな。
でも、勇気をふりしぼって、もう嫌われててもいいって思って、会いに行ってきた。
旅人は、とっても優しく、私を迎え入れてくれた。
その旅人は本当に優しい人で、器の大きな人。
私が不器用にしか生きられないことも理解してくださっていて、
その旅人に出会って、本当に私って運が良いって思った。

人は、いつ、誰と出会えるかはわからない。
いつ、幸運の女神が微笑んでくれるかもわからない。
だからこそ、人は日頃から、一生懸命、ひたむきに、真摯に前向きに生きていくのが良い。
そうすれば、私たちは、一瞬の、一縷のチャンスをつかむことができる。
私はその旅人を信じて、会いに行って、本当によかった。
旅人と出会うまでに、たくさんのトラブルがありすぎた。
私はそのたくさんのトラブルによって、彼と会うことを諦める選択はいくらでもあった。
でも私は、彼を信じていたかった。

私はこれまでの人生、本当に不器用で、
やりたいことがたくさんあっても、どうやって形にしていけばいいのか全然わからなくて、
ずっと焦っていた。
今年の春に、私はその旅人の存在を知ったのだけれど、
その日から、本当の意味で、私の人生が少しずつ動き出した。
私にとってその旅人はゼウスみたいな存在で、
彼の福音の暴風雨(?)を毎日たくさん浴びて、
破竹の勢いで自分の人生が変わっていくのが、本当に楽しい。
私は旅人に会えて、本当に嬉しかった。
執筆者:山本和華子
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【山本和華子のプロフィール】
山本和華子のプロフィール はじめまして。作家の山本和華子と申します。 これまで、世界遺産、世界史、アート、クラシック音楽、東洋思想、日本文化、アジア文化、旅行…