好きな自分でいるために ~自分への自信と誇りのお話~

はいみなさんこんにちは。

私は以前、『実家の太いお嬢様への嫉妬を、いよいよ手放すときがきた』という本を出版しました。

以前の私は、「親のスネでブランド大学を卒業したり、留学したりするお嬢様が羨ましい」とか思ってました。

実際、「俺のじいちゃん、地主なんだよね。だから俺、死ぬまで働かなくていい」という人も現実にはいます。

でも、どうなんでしょうね。

土地や不動産などの、不労所得、自動マネタイズマシーンを相続したところで、

少なくとも私は、幸せにはならなかったんだろうなって、色んな人を観察していて学びました。

もちろん、自動マネタイズマシーンを相続して死ぬまで幸せに生きた人もいるんだろうとは思います。

でも、私は違うかな。


私は10年間、観光ガイドを志して、努力して頑張って、でも挫折しました。

その間、私は職を失ってひきこもりニートをしていた時期もあり、

割とひきこもり族の気持ちもわかる方ではあります。

その10年間で学んだことは、私は、努力や頑張りが結果に結びつきにくい体質なんだなということでした。

逆に、ユーチューバーの河野玄斗さんとかは、努力や頑張りが努力に結びつきやすい体質なんだろうなって見ていて思います。




今、私はもう、頑張ることを放棄しました。

でも、その方が私にとって、転機でした。

現在は、「好きなことに振り切って全集中」することで、それが、私の作家への道に繋がっていきました。

世の中には、「頑張ることが結果に結びつきやすい体質」の人と、

「好きなことに全振りすることが結果に結びつきやすい体質」の人がいるのかなと思っています。

そうすることで、私は今の自分のことを素直に好きでいられるし、自信が持てるし、誇りも持てる。

実家が太いことだけが自慢のお嬢様、相続した自動マネタイズマシーンにより

死ぬまで仕事せずに、ぼんやりのほほんと生きていけるかもしれないけれど、

「私、今、生きてる!」っていう実感を得られる人生ではないかもしれない。





自分のことを好きでいられたり、自信を持ったり、誇りを持つには、

何かしらに打ち込んでいたり、何かに夢中でいられたりすることが大切なのかなって最近は思います。

あと、これは私の持論ですが、一般に「仕事」といわれるものには、

「労働」、「仕事」、「生業」の3種類があるのかなと思っています。

労働は、いわゆる時給労働のような、自分の時間を切り崩してお給料をいただく形。

仕事は、自分でお客様に喜ばれるコンテンツなりサービスを創出して提供する形。

生業というのは、私の作家業でもあるのですが、「自分の人生を反映させるおこない」とか、

「自分の生きた証を残していくためのおこない」とか、

「自分の誇り、自信、価値と結びついていくおこない」とか、

「自分の天命を果たしていくおこない」とか、

「息をするようにずーーーーーっとやっていても苦じゃないおこない」とか、

そういう、「生きることそのもの」みたいなもの。

世の中、生業を持っていない人の方が多いと思う。

作家業界でも、ただ稼ぎたいだけのマネタイズ作家も多いです。

私ももちろん、印税はありがたく受け取ります。

でも、私の作家としての本質的なインセンティブって、生業にいきつくんですよね。

その生業にもたくさんの種類があって、

その中でも、自分と似た人生哲学を軸とした生業を持っている人に、出会えるときもある。

そういう人から、これからもたくさん人生を学びたいから、私は自分の生業に、妥協はしない。

執筆者:山本和華子



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