大切な人のことは、傷つけたくないなと思う。

私はこれまでずっと、自分のことだけで精一杯だった。

その日、その日を生き延びていくことで精一杯で、

他人のことを考える余裕なんて全然なかった。




これまで、何度か推し活みたいなことはしてきた。

でも、これまでの私の歴代の推しは、私にとって、

ブランド貴族大学を卒業しただの、外資系金融業だの、そういう、

キラキラなアクセサリーというか、ファッションというか、そういう位置付けだった。

でも所詮、肩書きアクセサリーなんて代替可能なわけで、

その推しと縁が切れても、代わりはいくらでもいた。

私は本当にクズ女だったと思う。

以前、ある旅人の存在を知ったというお話をした。

私はまだ直接その旅人に会ったことはないけれど、

私にとって大切な人だなと最近は思う。

まぁ、ただの推し活でしかないのだけれど。

それでも、彼は世界で一人しかいないし、代替不可能な存在。

彼の代わりなんて誰もいない。

だからこそ、ご縁を大切にしていきたいと思う。





完璧な人なんて、誰一人としていない。

だから人間なわけで、AIであるはずがない。

人には人の、私には私の、心の傷があったり、過去があったりするものである。

私は彼のことが大切だから、傷つけたくないな、と思う。

(そう思うと、私のことをボロ雑巾みたいに扱ってきた母親は、

本当に私のことが大切な存在ではなかったんだなと、改めて悲しくなるのだけれど)

先日行ったごはん屋さんで、知らん女の客に、低レベルなヘイトを言われた。

内心、「は?」って思ったし、論破しようと思えばいくらでも論破できるような稚拙なヘイトだった。

でも、何も言い返さんとこう、と思った。

相手にしないでおこう、みたいな。




私は不器用だけど、不器用なりに、

その旅人のことは、傷つけたくないな、って思う。

う~ん、あんまり上手に書けないな・・・

執筆者:山本和華子

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