芸術・建築– category –
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一流のアーティストと二番煎じ芸人の明暗を分けるもの
二番煎じ芸人による希釈された万人受け疑似恋愛ビジネス 昨晩、二番煎じ芸人に対して、キレ散らかしていましたw いやホント、なんか、本当にそんな人っておるんやね。 誰かの二番煎じによって作られる作品は、その場その場ではマネタイズできるとは思うけ... -
イスラム美術の特徴 ~写本芸術と陶器、ガラス工芸~
写本芸術 写本とは、あるテキストを手書きで写した書物のことです。 8世紀に中国から製紙法が伝わると、紙の写本が普及しました。 イスラムの聖典クルアーン(コーラン)や、挿絵、叙事詩、科学書などが写本として繰り返し書き写されました。 イスラム地域... -
ルネサンス以前の美術 ~ビザンティン(ビザンツ)、ロマネスク、ゴシックのアート~
ビザンティン美術 4~15世紀 紀元前8世紀に興ったローマ帝国はのちに東西に分裂しました。 やがて西ローマ帝国は滅亡、東ローマ帝国はビザンティン帝国として勢力を強めます。 キリスト教とギリシャ、古代ペルシャが融合したビザンティン美術は、6世紀... -
【心・身体・アート・世界】中沢新一著『芸術人類学』の要約
はいみなさんこんにちは。 今日は、中沢新一著『芸術人類学』を要約していきたいと思います。 人類以外の生物は、妄想を抱きません。 妄想とは、心の内面で考えたことと外界の現実が、対応関係を見出せない状態のことを指します。 たとえばミミズは、ミミ... -
【芸術・アートを鑑賞する】椹木野衣著『感性は感動しない』の要約
はいみなさんこんにちは。 今日は、椹木野衣著『感性は感動しない』を要約していきたいと思います。 ●芸術作品は自分で見るしかない。それは誰にも肩代わりできない、自分だけの体験である。 ●絵を鑑賞するのに大切なのは、なにかを学ぼうとしないこと。絵... -
【19世紀フランス】パリ万博、アート、クラシック音楽、ワイン、印象派、都市開発の関係
はいみなさんこんにちは。 今日は、パリ万博を中心として、様々な領域との関係性について書いていこうと思います。 パリでは、19~20世紀までに合計6度の万国博覧会が開催されました。 1851年イギリスでロンドン万博が開催されたのですが、それは大成功を... -
イスラム建築の歴史と特徴 ~ドーム、イーワーン、ミナレット、ミフラーブの解説~
ドーム ドームは、西アジアの乾燥地帯に始まり、古代から引き継がれた技法です。 特に紀元後のペルシャ人たちはドームを好んで使っていました。 長大な部材を得ることの難しい乾燥地帯では、何とかして大きな空間を覆うために土や石を部品として積み重ね、... -
宗教と色彩の関係 ~それぞれの色は何を象徴しているのだろうか?~
はいみなさんこんにちは。 今日は、宗教と色彩の関係の歴史について、書いていきたいと思います。 キリスト教の色彩 白・・・神に属する色。神の代理人である法王は、白い衣服を着ます。キリストの身体を象徴する色であり、聖餐式(せいさんしき)の際のパ... -
桃山時代の有名な茶碗には何があるのか ~無一物、卯花墻、初時雨、只今~
茶人たちは、15世紀後半になると、地味な名も無い茶碗に心の共鳴を覚え、そこに美が宿っていると考えるようになりました。 そんな中、千利休は、新たな考えを提唱し始めました。それが、「冷える・寂びる・枯れる・凍る」をキーワードとした茶の湯です。 ... -
色彩の世界史 ~壁画や化粧品、染織の歴史~
はいみなさんこんにちは。 今日は、色彩の歴史を紐解いてみようと思います。 オーカー 現存する人類最古の美術作品は、オーカーを使って描かれました。オーカーが使われた痕跡は、古いもので25万年前までさかのぼります。 オーカーで描かれた太古の絵は、...
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