本日も!HONBAKO京都宇治にて開催された、『源氏物語 橋姫』の変体仮名を読む会に参加してきました!
講師は伊藤鉄也先生。

私はずっと、草書と変体仮名の違いがよくわかりませんでした。
そういうわけで、質問しましたところ、こういう違いがありました。
草書というのは、字体、フォントの種類のようなもの。
変体仮名は、明治33年に「あいうえお・・・」の50音から外された文字のことで、
たとえそれが楷書や行書で書かれていたとしても、変体仮名と呼ぶのだそうです。
納得!!!
今日もたくさんの学びがありました。
●今、私たちが日常的に使っている「日本語」というのは、「日本語」のほんの一部に過ぎない。
本来の「日本語」というのは、もっと広く大きな言語体系である。
●『源氏物語』の作者は複数人おり、『源氏物語集』と呼ぶ方がふさわしいという学説もある。
複数人の人が、当時の「噂のモテモテ男」をゴシップとして書いた、いわばゴシップ雑誌が集まったものが、
『源氏物語集』となったという学説。
→私が今書いている「噂の旅人の逸話」も、未来1000年後、「古典文学」として国宝になったりするのかしらw
●ゆえに、複数の作者によって同じイベントが色んな表現によっていくつも書かれる場合もある。だから、作品というのは一つだと思わない方が良い。
●もともと『源氏物語』というのは、選子内親王という人物による「何か面白い物語はないか」とのお声によって書かれたという経緯がある。
●『源氏物語』は複数人により書かれた、と一番初めに提唱したのは折口信夫。
●「は行」というのは変わりやすい。奈良時代は「P」と発音し、平安時代は「F」と発音、室町時代から、現代のように「H」と発音するようになった。
●言葉というのは、流動的なものである。
【本日の学びで考えたこと】
中央官庁に繋がる権威の研究機関の学説だけではなく、
それぞれの郷土でそれぞれの研究者が「あらゆる学説の可能性を否定しない」という姿勢を
続けていくことって、日本の財産を守ることであり、重要なことだなと思いました。
執筆者:山本和華子



