最近、アメリカのアカペラグループ「Home Free」ばかり聴いている。
比喩でも何でもなく、朝から晩まで、一日中聴いている。
好きになったらそればっかり聴くってあるじゃん、それです。
もともと私は「Pentatonix」が好きということもあり、純粋な和音の流れを聴くのが好きなのかもしれない。
さて。「Home Free」というグループ名の由来は、メンバーの一人のおじいちゃんが所有していたボートの名前から付けられたらしい。
「Home Free」という言葉は、主にアメリカ英語として使われることが多く、
困難な山場を乗り切った後の、終着点や目的地、勝利までの確実な道のりのことを指すそうです。
元々は19世紀のアメリカで使われ始めた表現で、旅が無事に終わって帰宅する途中の状況を指したそうです。
そういえば。
推し(元推し?)が、「帰る場所があるから俺は旅に出るんだ」というようなことを本に書いていたのを思い出しました。 この本です↓
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小津安二郎監督の「浮草」という映画では、
なんていうのかな、帰る場所もなく、放蕩・放浪みたいな、ただただフラフラしているという意味合いで、
「浮草」という言葉が当てられたそうです。
「帰る場所があるからこそ旅に出る」というのは、
物理的な帰る家があるという意味に加えて、帰ってこれる人がいる、という意味も含まれているんだろうなぁと思います。
余談ですが、「浮草」の若尾文子さんの名ゼリフ「ウチではアカンのや!」の気持ち、めっちゃ分かる。痛いほど分かる。
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話を戻しますが、「Home Free」めっちゃいいから一回聴いてみて!!!
執筆者:山本和華子
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