はいみなさんこんにちは。
最近はねぇ~、金持ちの娘が親のスネで世界旅行に行くことに対する嫉妬心を手放し、乗り越えてから、ずいぶんと私の心境に変化があったんですよね。

私が目指したい方向と価値観って何なんだろう。
20代の頃、私は祇園でホステスをしていたのですが、
「シンガポールで不動産業もしくは貿易業をしているお客さんと仲良くなって、私もお金持ちの仲間入りを果たすぞ!」なんて考えていました。
また、「英語で日本文化の魅力を話せる観光ガイドになるぞ!」とも考えていました。
しかし、今はちょっと考え方が変わってきました。
「数寄と居士の人生が至高の愉悦だなぁ~」と思うようになりました。

知名度やお金、肩書や権力を際限なく求めることの虚しさ
作家活動をしていると、本当に色んな人と出会います。
「kindle作家という副業で稼いでFIRE達成」とかね。
私にとって、心の底からどうでもいい話。
「フォロー数の多さは、私にとっては価値ではないな」と思いました。
お金は大切です。お金とは感謝エネルギーであり、愛です。
ただ、世の中には色んな人がいます。
なんちゃらかんちゃらインフルエンサー、なんちゃらかんちゃらコンサルタントみたいな方々は、かなり稼いでいるそうです。
ただ、私からすると、彼らが社会に豊かな価値を創出しているようには見えません。
また、政治家の一人が、裏金を50億円受け取ったという話や、
経済学者の一人が、中抜きビジネスを横行したり派遣法を改正したりしたという話がありますが、
私はそういう徳の低い人間にはなりません。
自分の心の豊かさと、身の丈に合ったお金をいただき、また使うことで、
世の中の良いエネルギーの循環に参加していきたいと思っています。
肩書に関しては、私はかなり長い間、自分の中での葛藤がありました。
とにかく大学院に進学して、学歴ロンダリングがしたかった。
でも今は、数寄や居士の道をマイウェイで突き進んでいく人生が、一番自分にとって至高の愉悦であり、幸せなんだろうなと思うようになりました。
今風の言葉でいうと、「independent scholar」ですね。
ようやっと、自分の方向性と価値観が定まったような気がします。
執筆者:山本和華子
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