はいみなさんこんにちは。
昨日、一日中、京都の本屋さんめぐりして、たくさん本をお迎えしました!
昨日、街なかの本屋さんめぐりをしていた道中で、色んなことに気付きました。
作家として見えてきた方向性
私はやっぱり本が好きで、本との出会いから始まる人と人との物語がものすごく楽しいと思う。
これから自分で行商のように歩いて、自分の執筆した本を自分の手で本屋さんに売っていって、
(これを業界用語で「直取引」と言います)
人と人との出会いや関わり合いの中で、面白くていい本を書き続けていきたいなと思っています。
印税やマネタイズに注力しすぎて、言葉の力のようなものをないがしろにはしたくないです。
今のところ、書きたいことはたくさんあります。ありすぎて時間が足りません!

私が目指したい人物は、草間彌生さんです。
あの、水玉模様のかぼちゃのアーティストです。
現在、たまたま私は香川県の直島へ行った記事の本を出版するにあたり、草間彌生さんの会社へ、かぼちゃのアートの写真掲載許可の連絡をさせていただいているところなのですが、やっぱり、一流の文章を書きたい!って覚悟を決めると、一流の方と繋がるチャンスもできてくる。
話を戻しますね。
彼女は、一生涯かけて自分のブランドを築き上げ、そしてビジネスとしても成功していらっしゃいます。
彼女は本当に、長い時間をかけて、じっくりと価値を醸造し、発酵させていきました。
私も彼女のように、一生涯かけて自分のスタイルを確立し、一生涯かけて自分のビジネスを確立させていきたいと思っています。

私はここ5年ほど「観光ガイドになりたい!」とずっと言ってきましたが、英語力が足りず、ついぞ挫折しました。
観光ガイドになりたかった理由は、もちろん京都の街や歴史が大好きだということもありますが、
ずっとですね・・・世界で大活躍する西陣織の老舗の12代目の方といつか一緒に仕事がしたいって思っているからでした。
ぶっちゃけ京都に住んでると、嫉妬ゆえにその老舗のネガティブキャンペーンをする呉服店とか聞こえてくるときもあります(笑)
やっぱり・・・伝統と革新、マジでカッコイイです。
その12代目の方の本も読みましたし、講演会も行きました。
でも、観光ガイドの夢破れて、「私はもう、一生あの人と一緒に仕事をすることはないんだ」と諦めていました。
しかし、なんといいましょうか、観光ガイドの道は上手くいきませんでしたが、作家の道はなんかうまく行き始めています。
あんなに必死こいて毎日毎晩英語漬けだった苦しみは実を結ばず、
息をするように読んで書いて読んで書いてを繰り返していた「ただの日常」が、結果、実を結びました。
敏腕デザイナーの方、出版社の方、私の本を置いてくださる本屋さん、私の執筆活動を応援してくださる方々に、本当に感謝しています。
そういうわけで、もしかしたら、作家活動の先に、12代目の方と一緒に仕事をするチャンスもあるんじゃないかと思って、毎日執筆に精進しております。

これからの課題
最低限、黒字経営は続けたいです。私は現在、登記はしておらず、開業だけしております。毎年青色申告をするのですが、最低限、やっぱり、黒字経営がしたい。
私は以前、『ひきこもりだった私が、少しだけ一歩進めた理由』という本を出版したときにも書いたように、
元々私は引きこもりニートで、心の底から働きたくなくて、「不労所得」とか「権利収入」とか、そんな類の単語が大好物でした。
しかし、渋沢栄一やアンドリュー・カーネギーの本を読んでいくうちに、考えが変わってきました。
私は自分のおこないにより社会に能動的に関わっていきたいし、自分の仕事内容によって、社会がよりよくなっていくようにしていきたい。
自分の理想の道筋と、現実的に続けている執筆活動がどんな風に結びついていけるかが、今後の課題だと思っています。
執筆者:山本和華子


