アイーダ(ヴェルディ作曲)
ヴェルディ
イタリア、ロマン派の作曲家。
ヴェルディは情熱的で、困難に直面しても諦めない強い意志を持つ作曲家でした。
ヴェルディの音楽は、豊かな旋律と深い感情表現、そして社会問題や人間ドラマを巧みに描き出す力強さが特徴です。
晩年の作品「オテロ」「ファルスタッフ」は、イタリアオペラの最高峰と評されています。
【アイーダ あらすじ】
エチオピアの王女アイーダは戦争に敗れて、敵方のエジプト女王アムネリスの奴隷として服従する日々を送っていました。
アイーダは、エジプト将軍ラダメスとの秘めた恋が、アイーダの生きる支えとなっていました。
そしてアムネリスも、ラダメスに恋しているのだった・・・。
【アイーダ 凱旋行進曲】
アイーダの凱旋行進曲は、ワールドカップの曲としてもおなじみです。
凱旋行進曲は「アイーダ」の中で、戦勝を祝う凱旋行進の場で使われています。
椿姫(ヴェルディ作曲)
【椿姫 あらすじ】
舞台は19世紀のパリ。貧乏から逃れるために高級娼婦になったヴィオレッタは、贅沢な毎日を送りますが、同時に虚しさも覚えながら生活していました。
そして、派手な生活がたたって結核にかかってしまいました。
以前からヴィオレッタに憧れていた田舎貴族の息子アルフレードは、ヴィオレッタの家のパーティで、友人から彼女を紹介され、天にも昇る気持ちとなる・・・。
【椿姫 乾杯の歌】
みなさんも一度は耳にしたことがあるでしょう、有名な曲で、現在でもよく演奏されています。
この「乾杯の歌」は、ヴィオレッタとアルフレードの出会いの場で歌われます。

蝶々夫人(プッチーニ作曲)
プッチーニ
イタリア、ロマン派の作曲家。
イタリアのトスカーナ州の古都ルッカ生まれ。
プッチーニの作品は、美しい旋律と豊かな和声、そして登場人物の心理描写の深さで高く評価されています。
【蝶々夫人 あらすじ】
19世紀の長崎。芸者の蝶々さんは、アメリカ人海軍のピンカートンと「結婚」しました。
しかし、世界を股にかける船乗りのピンカートンにとって、蝶々さんはあくまでも現地妻でしかありませんでした。
しかし、蝶々さんはひたすら彼を待ちます。そんなある日、とうとうピンカートンの乗る船が長崎に着きます。
しかし、彼に付き添っていたのは、本国で結婚した妻、ケートだった・・・。
【蝶々夫人 ある晴れた日に】
この曲も有名で、みなさんも一度は耳にしたことがあるでしょう。
この曲は、蝶々さんが歌う感情豊かなアリアで、ピンカートンの帰りを信じて待つ心情を描いています。
トゥーランドット(プッチーニ作曲)
【トゥーランドット あらすじ】
伝説の時代の古代中国が舞台。
皇帝の息女トゥーランドットは、絶世の美女として知られていました。
トゥーランドットは、求婚者に3つの謎を出し、答えられなければ処刑してしまうという残虐な女性でもありました。
ある日、流浪の王子カラフが、北京に辿り着きます。
カラフはトゥーランドットに一目惚れし、トゥーランドットの謎解きに挑戦します・・・。
【トゥーランドット 誰も寝てはならぬ】
カラフがトゥーランドットの謎解きに成功し、「夜が明けるまでに、あなたは私の名をつきとめれば、私は死にましょう」と、トゥーランドットに謎を出します。
この曲は、夜明けを待ちわびながら勝利を確信したカラフが歌いあげます。

フィガロの結婚(モーツァルト作曲)
モーツァルト
オーストリア、ウィーン古典派の作曲家。
父から音楽の英才教育を受け、その一環としてヨーロッパ各地や旅行、各地で演奏を披露して神童の名を轟かせました。
モーツァルトは、オペラ、交響曲、協奏曲、室内楽、ピアノ曲など、あらゆるジャンルで傑作を生み出しました。
モーツァルトの音楽は、優雅さと深い感情表現が特徴です。
【フィガロの結婚 あらすじ】
フィガロとスザンナの結婚をめぐり、伯爵の策略や小姓ケルビーノらのトラブルが絡むドタバタな一日で・・・。
【フィガロの結婚 恋とはどんなものかしら】
オペラの多くは、感情をオーバーに拡大する傾向があります。
しかしモーツァルトの曲はそうではなく、感情をさりげなく、ナチュラルに表現しました。
執筆者:山本和華子
参考文献 加藤浩子著『オペラの名曲20選』
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