二十四節気とは?
二十四節気(にじゅうしせっき)とは、一年を春夏秋冬に分け、さらにそれぞれ6つに分けた暦のしくみです。一年を24の期間に分け、それぞれの節目に名前をつけて季節の移ろいを表現しています。
「立春」や「雨水」などの名称は、自然界の変化や農耕の目安などを表しており、古来より日本社会において重要な指標でした。
現在でも、年中行事や時候の挨拶など、様々なシーンで使われています。
11月の二十四節気「立冬」
立冬 11/7~11/21頃
暦の上では冬が始まります。
この時期の旬の魚に、鰰(はたはた)があります。
鰰は、雷が鳴ると水面に浮かぶといわれ、「雷魚(かみなりうお)」とも呼ばれます。
「はたはた」というのも、元々は雷の鳴る音を表現した擬音語です。

11月の二十四節気「小雪」
小雪(しょうせつ) 11/22~12/6頃
冬の夕焼けのことを「冬茜(ふゆあかね)」といい、それは『古事記』や『万葉集』にも出てきます。
晩秋から初冬にかけて吹く、冷たい北よりの風を「木枯らし」と言います。
この時期の旬の魚介類に、牡蠣、蟹があります。



11月のお茶席
11月は「茶の湯のお正月」とも称される、とても重要な月です。
【口切りの茶事】
「口切り」とは、新しいお抹茶の封を開けることを意味します。
【炉開き】
茶道では、訪れる冬に向けての支度を、炉開きによって始めます。

11月にお茶席で出されるお菓子に、亥の子餅があります。

この時期に生けられる茶花に、椿、石蕗(つわぶき)などがあります。


11月の行事 新嘗祭
新嘗祭(にいなめさい)とは、農作物の豊作を祝う、宮中行事の一つです。

執筆者:山本和華子
写真提供 写真ac https://www.photo-ac.com
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