2021年8月– date –
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日本の有名な茶室を知ろう ~用の美、国宝、浮世~ ~日本文化紹介シリーズ~
待庵 待庵(たいあん)は、京都府にある東福寺の末寺、妙喜庵(みょうきあん)にある茶室で、国宝に指定されています。 千利休の遺構と伝えられています。 利休は、「渡り六分(ろくぶ)に景気四分(よんぶ)」という言葉を残しました。渡りとは用、景気と... -
ティム・インゴルド著 『メイキング』 要約 人類学・考古学・芸術・建築 ~つくることの本質~
第一章 グレゴリー・ベイトソン「二次学習」・・・世界についての事実を暗記することを目的としない。自然から学べるようになることを重視する。世界自体が学習の場となる。 考えることとつくることの関係 現在生じていることと世界との関係を調整する→応... -
文化人類学入門 ~呪術的儀礼から狩猟採集民まで~
環世界という概念によって明らかになるのは、誰も「自然そのもの」や「世界そのもの」を知覚してなどいないということ。 私たちは、みずからの身体と技術を通して何らかの関係性をつくり出せる世界を生きることしかできない。 呪術には、科学技術とは異な... -
建築デザインと色彩の関係 ~基調色からパブリックアートまで~
建築設計というのは、気候・風土の側面から社会的・文化人類学的な側面まで幅広く検討されながら、建築の成り立ちと場所との関係が語られ、文脈が読み込まれた、意識された空間や環境が建築家によって作られている。 設計する側が、何かしらの意図を持って...
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