象形文字と楔形文字の、生活文化圏の違い ~エジプト文化、中国文化、シュメール文化~

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象形文字

象形文字は、物の形を模倣した絵や図形から発展しました。

古代エジプトのヒエログリフや、古代中国の甲骨文字が象形文字にあたります。

楔形文字

楔形文字は、古代メソポタミア(シュメール人、アッシリア人、バビロニア人)で使用されていた文字です。

楔形の印が粘土板に刻まれることから、その名がついています。

エジプト文化

古代エジプトは、農業を基盤にした文明でした。

神々や王権が強い影響力を持ち、文字は主に宗教儀式に用いられました。

ヒエログリフは視覚的に格式のある形で、美しさや神聖さが重要とされました。

中国文化

古代中国も農業を基盤とした社会でした。

甲骨文字は、殷(商)時代の王朝が占いや神託に使っていたもので、

宗教的儀式が非常に重要な位置を占めていました。

シュメール文化

シュメール文化圏は、商業活動や社会的取引が非常に盛んでした。

楔形文字ははじめ、取引の記録や財産管理のために使われました。

商業的な要請から、非常に効率的に記録ができる方法として発展していきました。

執筆者:山本和華子

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