「管楽器の音楽を聴きたいな~」と探していたときに見つけたのが、
4人組管楽器ガールズグループ「MOS」の1stアルバムでした。
MOSは、キレのあるダンスとブラスバンドを組み合わせた「ブラダン」で一躍有名となり、
また2023年にはアメリカの番組「アメリカズ・ゴット・タレント」にも出場し、
今、世界が注目するバンドです。
私は高校生のときに吹奏楽部でトランペットを担当していましたが、
確かに、日本のブラバン文化って、世界から見たら特殊な文化なのかもしれません。
楽器は高額なのにも関わらず、貴族が通う私立だけでなく、公立も含めて全国どの学校にも揃っている。
高校野球の際には吹奏楽部専用のバスに乗って応援に行く。
日本に根付いている音楽文化というのは当たり前のことなのではなく、
世界から見ればありがたい環境なのかもしれませんね。
さて、今回はそのMOSの1stアルバム、「Brass attraction」を聴いてみましょう。

目次
MOSⅡ
まさに「オープニング曲」らしさを感じさせる、アップテンポな一曲です。
トランペット、トロンボーンのソロが続き、リオのカーニバルのような、にぎやかで楽しい雰囲気が流れます。
BLACK HALL
ベース音がめちゃくちゃカッコイイ一曲。
私もチェロの音色を愛しているからこそ分かるのですが、
バンドのベーシストって一番モテるのが鉄則じゃないですか(笑)
あのベースのかっこよさって、何なんでしょうね!!!
MICHI
希望に満ちあふれるようなイントロ。
その後、エキゾチックな東洋の民族音楽のメロディーへと移ります。
この東洋らしい雰囲気が主題となって続きながら、
さまざまな旋律が移り変わる聴きごたえたっぷりの一曲です。
執筆者:山本和華子
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