二十四節気とは?
二十四節気(にじゅうしせっき)とは、一年を春夏秋冬に分け、さらにそれぞれ6つに分けた暦のしくみです。一年を24の期間に分け、それぞれの節目に名前をつけて季節の移ろいを表現しています。
「立春」や「雨水」などの名称は、自然界の変化や農耕の目安などを表しており、古来より日本社会において重要な指標でした。
現在でも、年中行事や時候の挨拶など、様々なシーンで使われています。
1月の二十四節気、「小寒」
小寒(しょうかん) 1/5~1/19頃
小寒は「寒の入り」とも言い、大寒に向かって寒さが一段と厳しくなっていきます。
人日(じんじつ)の節句の1月7日には七草粥を食べ、無病息災を祈ります。

人日の節句は、「五節句」と呼ばれる年中行事のひとつです。
五節句は、季節の節目にあたる日を選び、体調や運の乱れを整えるために設けられました。
この時期に食べられる魚に、フグがあります。

1月の二十四節気「大寒」
大寒(だいかん) 1/20~2/3頃
大寒は、一年で最も寒い時期です。
一年のうちで一番寒い期間に汲まれた水を、「寒の水(かんのみず)」と言います。
寒の水で酒や味噌、醤油などを仕込むことを「寒仕込み」と言います。
この時期、柔道や剣道などの稽古を、寒稽古と言います。
一年で一番寒くつらい時期ではありますが、雪の下では春に向かっての活動が進んでおり、徐々に春へと向かいます。

1月の行事 初釜
初釜とは茶道の行事の一つで、新年最初のお茶会のことです。
1月に掛けられるお軸で代表的なものに、「松樹千年翠(しょうじゅせんねんのみどり)」があります。
千年もの間、松の木が変わることなく青々とした緑を保ち続けることを表現した禅語です。
厳しい環境でも緑を保つ松の木のように、人も、人知れず努力を重ねることで成長することが重要である、というメッセージです。

また、「彩鳳舞丹霄(さいほうたんしょうにまう)」も、1月によく選ばれるお軸です。
「彩鳳」は五色の羽を持つ美しい鳳凰を、「丹霄」は日の出や日の入りの赤い空を意味しており、
鳳凰が日の出の空を舞うという新年を祝う茶席にふさわしい、おめでたい情景を表現しています。


初釜で出されるお菓子は、常盤饅頭や花びら餅などがあります。

この時期に生けられる茶花に、福寿草、水仙などがあります。


執筆者:山本和華子
写真提供 写真ac https://www.photo-ac.com
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