世界の民族舞踊 ~南アジア編~

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バラタナーティヤム(インド)

バラタナーティヤムは、もともと寺院の儀式舞踊として、寺院直属の巫女が、寺院や宮廷で踊ってきたものです。

12~13世紀のチョーラ王朝の時代に、全盛期を迎えました。

足首に鈴を付けて、歯切れの良いステップを踏みながら表現します。

伴奏は南インドの古典音楽様式のカルナータカ音楽で、ラーガと呼ばれる旋律と、ターラと呼ばれるリズムから構成されます。

カタック(インド)

カタックは、語り部であるカタカが、村々の寺院を廻りながらヒンドゥーの神々や叙事詩の英雄物語を語り、

音楽や踊りを入れて、舞踊形式にしたものです。

16世紀、ムガール王国のアクバル王のもとで、ペルシャや中央アジアの踊りや音楽が普及すると、

カタックも宮廷内で洗練されて、優雅で高度な芸術に発展しました。

確かに、インドの民族舞踊ではありますが、中東の音楽の印象も大きいですね。

キャンディアン・ダンス(スリランカ)

キャンディアンダンスは、村々のなかに隠れ棲む疫病を払い、

その結果として村や人々の繁栄を願い、野外で7日7晩にわたって演じられます。

キャンディアン・ダンスは、ヒンドゥー教の祭礼であるペラヘラ祭や、結婚式、歓迎式などで演じられます。

執筆者:山本和華子

参考文献:宮尾慈良著『これだけは知っておきたい 世界の民族舞踊』

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