古典文学– category –
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私は中国古典文学から、何を学んできたか ~菜根譚と易経~
昨今、中国古典の入門書って結構流行ってますよね。 私もその流行りの流れで、論語とか読みました。 でも、一応一通り読んだところで、 実際にその中国古典の教えを実生活にどう活かすことができるかって、 それはなかなか見出すことが難しいかもしれませ... -
【原始仏教】仏教の一番古い教えのひとつ「ダンマパダ」とは? ブッダは何を伝えたかったのだろうか?わかりやすく解説
ダンマパダとは、原始仏教「パーリ仏典」のひとつです。 ダンマパダは、ブッダ自身が話したと言われている古代マガダ語に近い言語で編さんされました。 ちなみに「パーリ仏典」の内容には「スッタニパータ」もあり、そちらも有名です。 ダンマパダの内容に... -
【原始仏教】仏教の一番古い教えのひとつ「スッタニパータ」とは? ブッダは何を伝えたかったのだろうか?わかりやすく解説
スッタニパータとは、原始仏教「パーリ仏典」のひとつです。 スッタニパータは、ブッダが直接口伝えで教えていた時代のものであり、ブッダが一番伝えたかった内容に迫っています。 ちなみに「パーリ仏典」の内容には「ダンマパダ」もあり、そちらも有名で... -
【中国古典】「四書五経」とは?何が書かれてあるか、わかりやすく解説
四書五経(ししょごきょう)とは、儒教の思想を著した四書と五経のことです。四書には『大学』『中庸』『論語』『孟子』があり、五経には『易経』『書経』『詩経』『礼記』『春秋』があります。 儒教の経典のうち、『大学』『中庸』『論語』『孟子』を四書... -
百人一首の成り立ちと有名な和歌の解説 ~日本文化紹介シリーズ~
はいみなさんこんにちは。 今日は、百人一首について、記事を書いていきますね。 百人一首は、鎌倉時代初期、藤原定家が古今の男女100人の和歌を、1首ずつ選んでまとめた秀歌撰です。 歌の出典は、以下の10の勅撰和歌集です。 古今集、後撰集、拾遺集、後... -
万葉集の和歌をわかりやすく解説 ~大伴家持と有間皇子~ ~日本文化紹介シリーズ~
はいみなさんこんにちは。 今日は、大伴家持と有間皇子に焦点をあてて、万葉集について書いていこうと思います。 有間皇子 万葉集には、有間皇子(ありまのみこ)の歌が載っています。 有間皇子は、飛鳥時代の皇族です。孝徳天皇の遺児で、中大兄皇子は従... -
万葉集にはどんな歴史・特徴があるのか ~日本文化紹介シリーズ~
万葉集は、7世紀前半から8世紀後半にかけて成立した、日本最古の和歌です。 約130年の間に貴族や官人、農民や大道芸人など、さまざまな身分の人々が詠んだ和歌が、 約4500首以上も収められています。 万葉集の時代は、どんな時代だったのでしょうか。 最初... -
古今和歌集の枕詞・序詞・掛詞・縁語・見立ての解説と、漢詩の影響について ~日本文化紹介シリーズ~
はいみなさんこんにちは。 今日は、古今和歌集について解説していきます。 古今和歌集とは、平安初期に、醍醐天皇の勅命によって集められた、勅撰和歌集です。 編集にあたったのは、紀貫之、紀友則、凡河内躬恒、壬生忠岑です。 古典和歌は、共通する美意... -
李白も尊敬していた、謝霊運という六朝文化を生きた詩人の詩の特徴とは?
はいみなさんこんにちは。 今日は、あの李白も尊敬していたという、謝霊運という詩人についてご紹介したいと思います。 謝霊運は、中国の南朝時代の詩人です。385年から433年に生きました。 南朝の時代は、「六朝文化」といって、老荘思想が盛んな貴族の文... -
『菜根譚(さいこんたん)』にはどんなことが書かれているの? ~東洋思想、古典文学のススメ~
今日は、菜根譚(さいこんたん)についてご紹介していきたいと思います。 料理本のような名前の菜根譚ですが、「堅い野菜の根も苦にせずよく咬めば(苦しい境遇に耐え忍べば)、あらゆることは成し遂げられる」とする古事に由来します。 作者は、中国の明代...
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