アメリカ独立宣言と「幸福追求権」 ~人間の幸せと豊かさについて考える~

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アメリカ独立宣言とは?

アメリカ独立宣言は1776年7月6日に採択され、イギリスからの独立を果たしました。

当時、アメリカはイギリスの植民地で、アメリカはイギリスに高い税金が課せられていました。

「もうこれ以上イギリスの支配には従えない!」と、アメリカ側は独立を宣言しました。

アメリカ合衆国の独立と共に、自由・平等などの基本的人権、人民の革命権などが掲げられました。

【アメリカ独立宣言の主な内容】

●すべての人間は平等である

●人々は自由や幸福を追求する権利を持つ

上記を見て改めて気付いたのですが、人間が平等であることは「be」であり、

人間に権利がある、その権利というものは「have」なんだなーと思いました。

アメリカ独立宣言樹立における主要人物

トマス・ジェファーソン・・・アメリカ独立宣言の起草者です。

ジョン・アダムズ・・・独立宣言の採択を強く推し進めた人物です。

ベンジャミン・フランクリン・・・アメリカ対イギリスの独立戦争を有利に進めるため、「独立革命」の先輩とも言えるフランスの支援を取り付けた、外交の達人です。

なお、ニューヨークにある「自由の女神」は、アメリカの独立100周年を記念して、フランスから贈られました。

(ベンジャミン・フランクリンって、名前だけはめっちゃ色んなところで聞くけど、今回どういう人物なのか初めて知りました。あ、めっちゃ彼に興味湧いてきた)


さて、私は今回、独立宣言の内容のうちの、特に「幸福追求権」に焦点をあてて記事を書いていこうと思います。

日本における幸福追求権とは?

日本にも幸福追求権があります。

日本国憲法13条には、「すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。」と規定されています。

「公共の福祉」というのは、私たちはたくさんの人と一緒に社会の中で生きているのだから、

必要以上に人さまにご迷惑をおかけしない、というようなニュアンスです。

この憲法13条のうちの「生命、自由及び幸福追求」という文言が、アメリカ独立宣言に由来しているとされています。

現代でも、「日本はアメリカの奴隷だ」とか、「日本はアメリカに服従させられている」とか色々言う人はいますが、

終戦後、大日本帝国憲法から、日本人だけで新しい憲法を作ろうとした起草文には、

女性の選挙権の記載も、幸福追求という概念の記載もなかったわけですから、

これは私の意見ですが、日本国憲法の成り立ちにGHQが介入してもらって、良かったと思っていますよ。

さらに言えば、GHQのトップがルーズベルトじゃなくて本当に良かったと思っています(こんなこと書いてもいいのかw)

ヨーロッパにおける「財産」の意味

読者のあなたは、「財産」という言葉に対し、どのような意味がありますか?

お金、預金額、株式などの金融商品、地主の土地(?)などが挙げられるかと思います。

17世紀後半イギリスの哲学者に、ジョン・ロックがいます。

学校では「社会契約論を記した人」として習いますね。

そのジョン・ロックの「統治ニ論」の文中に、「財産」という言葉が出てきます。

彼は、「人の生命・自由・財産は大事です」と説いたわけですが、

その「財産」の意味合いが、かなり大きいわけです。単なるお金だけの意味じゃない。

それは、どういう人生経験をしてきたかとか、挫折を乗り越えたからこそ培ったライフハックとか、

その地域で大切に守られてきた価値観や文化とか、そういう意味合いも「財産」に含まれるわけです。

私はよく、翻訳ソフト「DeepL」を使うのですが、

「財産」にも色々な英訳があり、私の趣旨にそぐわない単語が表示された際には、

そっと「property」と打ち直します。

言葉って面白いですよね。

トマス・ジェファーソンの「幸福追求」の考え方

先述したトマス・ジェファーソンは、アメリカ独立宣言を起草する際に、

ジョン・ロックの「生命、自由及び財産権」という考え方を踏襲しました。

しかしそのときに、ジェファーソンは少しだけ言葉を変更し、「生命、自由及び幸福追求の権利」としました。

なぜ、言葉を変更したのでしょうか。

それは、ジェファーソンが、「幸福追求」は私的所有権・財産権の意味も包括している(含まれている)とみなしたからなのではないか、と考えられています。

執筆者:山本和華子

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