Let’s learn about Katsura Rikyu in Japanese! / 桂離宮の魅力を英語で伝えてみませんか ~日本文化紹介シリーズ~

Katsura Rikyu is known as a masterpiece of Japanese gardens and architecture.

桂離宮は日本庭園・日本建築の傑作として知られています。

The construction of Katsura-rikyu was initiated by the first prince Toshihito of Hachijo-gu.

桂離宮の造営を始めたのは、八条宮初代の智仁親王です。

The central structure of Katsura-rikyu consists of Kosho-in, Chusho-in, and Shingoten, which gradually shift from one to the other.

桂離宮の中心をなす御殿群は、古書院、中書院、新御殿が徐々にずれながら連なり建っています。

They are called “Ganko-gata” because their appearance is reminiscent of geese flying in the sky.

これは、その姿があたかも雁が空を行くような様子を彷彿とさることから、「雁行型」と呼ばれています。

The walls of Ichinoma, the most prestigious of the kosho-in buildings, are plastered white.

古書院のなかで最も格式の高い一の間の壁は、白い漆喰が塗られています。

prestigious:名声のある  plaster:漆喰

The walls around the alcove, however, are decorated with glittering karakami.

ただし床の間のまわりの壁だけは、煌びやかな唐紙で飾られています。

In Chusho-in, painted sliding doors stand between rooms to soften the impression.

中書院では部屋と部屋の間に絵襖を立て、柔らかな印象を与える工夫がなされています。

Shingoten was extended and reconstructed for the Emperor Gomizuno’s visit, and an attached tsuke-shoin was added to the Ichinoma of Shingoten.

後水尾天皇の行幸のために増改築されたのが、新御殿です。新御殿の一の間には、付書院が設けられました。

The tsuke-shoin has a large comb-shaped window with a novel design. To the right is the famous Katsura-dana, made of rare trees from South Asia as well as Japan.

その付書院には、斬新なデザインの、櫛型の窓が大きく開いています。右手には名高い桂棚が据えられていて、国産のみならず南アジアの珍しい木々を用いています。

The moon is an important subject for Katsura-rikyu.

桂離宮にとって、月は重要な主題です。

Gepparo is a house for admiring the moon shimmering in the waves of the pond.

月波楼は、池の波に揺らぐ月を鑑賞するための家屋です。

shimmering:shimmerの過去分詞。かすかに光る

執筆者:山本和華子

Author: Wakako Yamamoto

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