シンガポールの経済の特徴と主要産業
●最先端技術産業を始め、化学産業、薬品産業が盛ん
●税制優遇制度、政治的安定性、優れたビジネス環境が強み
●エネルギー、食糧を他国からの輸入に頼っていることが弱み
●GDPは右肩上がりに増加しており、今後も上昇傾向が予想される
●近年特に成長しているのは、医療技術、航空・宇宙産業、クリーンエネルギー、ヘルスケア産業
シンガポールの優良企業
●シンガポール航空(SIA)
●ケッペルコーポレーション・・・オフショア・海洋事業、インフラ整備事業、不動産事業、投資事業(資産管理、都市ソリューション、通信事業)
●セムコープ インダストリーズ・・・再生可能エネルギー、総合都市ソリューションなど
●DBS銀行
●オーバーシー チャイニーズ バンキング(金融)
●ラッフルズ メディカル グループ(医療)
シンガポールの文化
シンガポールには、プラナカン文化があります。
プラナカン(Peranakan)とは、マレー語で「地元生まれの子」という意味を持つ言葉で、一般的には東南アジアに移住した中国人と、現地マレー人との間に生まれた子孫のことです。
彼らの子孫は中国、マレー、そしてヨーロッパの文化を融合させた独自のプラナカン文化を築き上げました。
プラナカン文化は、衣食住のすべてにおいて独自のスタイルを築き上げています。
特にプラナカン食器においては鮮やかな色使いが特徴的で、ターコイズ、ピンク、イエローなどが多く使われています。
プラナカン建築(カトン地区の街並み)の特徴は、明るいパステルカラーと美しい装飾です。
プラナカンタイルと呼ばれる、多彩にデザインされたレリーフ調のタイルが使われています。
シンガポールの初代首相、リー・クアンユーについて
リー・クアンユーはケンブリッジ大学を首席で卒業するほど優秀でした。
その後彼はシンガポール初代首相として、1965年8月9日のシンガポールの独立以来、現在のシンガポールの礎を築きました。
シンガポール国内には資源が少ないため、外国との貿易に力を入れ、国際貿易が発展しました。
また魅力的な税優遇などで、外国資本の誘致による工業化政策を主導しました。
リー・クアンユーは、シンガポールは金融業で成り立たなければならないと考えていました。
現在はアジア金融のハブと言われるほど、シンガポールの金融業界は世界的に大きな影響力を持っています。
シンガポールの観光スポット
●オーチャードロード
シンガポールを代表するメインストリートの名前で、一本の長い道沿いに、たくさんのお店が並んでいます。
●ホーカー
ホーカーとは、シンガポールのローカルな屋台が集まるフードコートの名称です。
シンガポールの空気感を存分に楽しむことが出来ます。
●マリーナ・ベイ・サンズ
シンガポールの顔ともいえる有名ホテル。
●シンガポール植物園
シンガポール初の世界遺産です。見所のひとつに、世界最大の蘭の展示と称賛されている国立蘭園があります。
執筆者:山本和華子
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