はいみなさんこんにちは。
お久しぶりの、日本文化紹介シリーズです。
今回は、日本庭園の種類と特徴について解説していきます。
寝殿造庭園

寝殿造庭園は、平安時代に貴族が住んだとされる寝殿造に造られた庭園で、
当時は風水の考えを取り入れて造られていたため、建物の南側に作庭されることが大半でした。

遣水では「曲水の宴」が開催されたり、広場で蹴鞠などの行事が催されていました。
風流ですね。


浄土式庭園

平安時代中期から末期にかけて、貴族社会において浄土思想の一つである「末法思想」が広がると、
浄土思想を取り入れた庭園が造られるようになりました。
これは、極楽浄土を庭園に再現するというもので、建物の西側に仏像が造られたり、
池にも神仙思想が取り入れられたりしました。


池泉庭園

池泉庭園は、池を中心に据えた様式で、特に「池泉回遊式庭園」が代表的です。
また、池泉舟遊式庭園は、池に舟を浮かべて遊覧する庭園の様式を言います。
枯山水庭園

枯山水は水を用いず、岩や砂によって山や水の情景を表した庭園で、室町時代に成立した様式です。
またこの頃から、石組によって中国の故事(鯉が滝を昇ると龍になるなど)を表現するという方法も作り出されました。



露地

露地は、お茶室とセットとなっている庭園です。
露地には、飛び石や灯篭、腰掛などさまざまな要素が散りばめられており、
茶人の好みや考え方が反映された庭園とも言えます。
執筆者:山本和華子
写真は、山本和華子が撮影したものです。
イラストは、生成AIにより作成しました。
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