オーストラリアの政治・経済・歴史をわかりやすく解説

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オーストラリアの歴史

オーストラリア大陸には、約6.5万年前から先住民であるアボリジニが住み、独自の文明や生活を営んでいました。

1606年に探検家のウィレム・ヤンスゾーンがヨーロッパ人として初めてオーストラリアに入植したと言われています。

そしてイギリスのジェームズクックにより、ボタニー湾エリアは植民地化されました。

1788年頃、イギリスやアイルランドで軽微な犯罪をした者を収容するための流刑地として、オーストラリアは機能していました。

1851年頃、オーストラリアで金が発掘されると、金を求めて世界中の人々がオーストラリアに渡り、爆発的に人口が増加しました(ゴールドラッシュ)。

それまでのオーストラリアの6つの植民地は、1901年に連邦政府として構えられて統一されました。

オーストラリアの産業・経済

オーストラリアの主産業は農牧業と鉱業です。

石炭が世界2位、天然ガスが世界5位と、エネルギー資源の輸出も盛んです。

オーストラリアは資源が豊富ですが、国内の市場規模が小さいため、工業がなかなか発展しません。

また、資源産地と大都市が離れているため、陸上輸送にものすごくコストがかかってしまうことも背景にあります。

オーストラリアの政治

オーストラリアはイギリス連邦に加盟しているので、イギリス国王が国王元首となります。

オーストラリアの憲法においても、イギリス国王が行政権を持つと規定されています。

これは、オーストラリアがイギリスの植民地であったことに基づきます。

実際に国の政治を動かすリーダーは、オーストラリアの首相です。

オーストラリアの国会は二院制で、上院(元老院)と下院(代議院)からなり、どちらも国民の直接選挙で選ばれます。

オーストラリアの選挙の投票率は、約100年近くも90%を下回ったことがありません。

投票日は、投票所となる地元の学校や教会などでは、さまざまな屋台が出され、まるでお祭りのように賑わいます。

執筆者:山本和華子

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