世界の民族舞踊 ~東南アジア編~

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ペンデット(インドネシア、バリ)

バリ島には数千の寺院があり、その寺院の祭りを「オダラン」と言います。

オダランの数日の夜の儀式では、僧侶の神々への読経や、村の人々が演じる舞踊や劇、

ガムラン音楽の演奏が明け方まで演じられます。

「ペンデット」という語は、もともとは「捧げる」という意味でした。

レゴン(インドネシア、バリ)

「レゴン」という語は、もともと「優雅な」という意味です。

レゴンは、これまで宮廷で上演されてきました。

舞踊はガムラン音楽と一体化して、流れるような動作と激しい動作がドラマチックに演じられます。

女性の目線や指の動きが、南インドの舞踊によく似ていますね。

コォーン(タイ)

コォーンは仮面舞踊劇です。その起源は、宮廷で上演されていた、影絵劇のナン・ヤイから発展したとされています。

上演の形態は、打楽器や管楽器を中心とする音楽と、歌手による歌と語りに合わせ、セリフは一切語らないで演じられます。

アプサラ(カンボジア)

カンボジアの舞踊は、インド文化の影響を受けて、8世紀に独自の文化を開花させた、クメール文化のアンコール時代に始まります。

アンコール・トムやアンコール・ワットの遺跡に見られる回廊には、水の妖精であるアプサラの浮彫彫刻があります。

カンボジアやインドネシアといった東南アジアの民族音楽には、木や竹を用いた木琴がよく使用されます。これは、亜熱帯地域だからこそ、木や竹がよく採れたことを示していますね。

執筆者:山本和華子

参考文献:宮尾慈良著『これだけは知っておきたい 世界の民族舞踊』

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