王子様の観察日記– category –
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愛と引き換えに、自分の生存があるって感じ
あとでこのブログ消すかも。 とりあえず、今考えていること。 私はずっと境界性パーソナリティ障害を患っている。 境界性パーソナリティ障害というのは、いわゆるメンヘラというやつで、 親から虐待されたことが原因とか、親から適切に愛されなかったとか... -
報われたくて推し活をしているわけじゃないような気がする
毎朝、「今日こそ推し活の夢から覚めるんだ!」と誓う儀式を始めて、かれこれ一ヶ月が経とうとしている。 今の推しの存在を知ってから、一ヶ月。 報われないから、本当は推し活なんかしたくないよ。 普通に、普通の女の子として生まれて、普通の人に愛され... -
マイノリティで夢見がちな私たちの、推し活と欲望と愛と性について ~芥川賞作家・市川沙央著『ハンチバック』を読んで~
芥川賞作品を読むのは、中学生のとき以来だ。 私が中学生のとき、綿矢りささんと金原ひとみさんが芥川賞を受賞し、世間を騒がせていた。 綿矢りささんの『蹴りたい背中』を読んだ私は、厚かましくも、彼女に嫉妬した。 こんなに細やかな表現を、言葉で綴る... -
私の生きる希望は、いとも簡単に、たった一つに収斂してしまった
私は物書きの端くれとして マーケティングを学ぶこともあった。 ただし私ははじめからマス(大衆)を取りにいこうとは思っておらず 「医者の娘や地主の娘と互角に戦える価値」を創出するために 自分の商品(書籍)を形作ってきたと思う。 私の、医者の娘や... -
江國香織みたいな、
「私らしさ」が何なのかはよくわからないけれど 「この人の存在を知ってから、好きな自分でいられる」とか 「日常が江國香織の世界みたいに、ちゃんと悲しんだり、きらきら小さく輝いたりしているな」とかは思う。 世の男性は誰も知らないでしょうけど 女... -
この人を、私は一生涯において愛し貫きたいと思う
まだ出会っていませんが、 いつか、「この人を一生涯において愛し貫きたい」と思う人と出会えたら、 その人が、ハーバード大学を首席で卒業したとか、 外資系金融に勤めて年収なんちゃら万円とか、 チャンネル登録者数なんちゃら万人の有名ユーチューバー... -
会いたい人に、私はいつ「会いたい」って伝えたらいいのかわからない
現代の医療技術によって 私たちは延命しているのだけれど 延命し続ける限り 会いたい人と会う理由が無い日々が量産されるだけ 延命させられ続ける社会で 私はいつになったら会いたい人に、 「会いたい」って伝えられるのだろう 生まれてこなければよかった... -
表現と愛、そして生と死について
山田かまちのこと 私が自分の死と今生きていることを意識し始めたきっかけは、 詩人である山田かまちの存在を知ってからだった。 当時私は小学6年生(5年生だったかもしれない)だった。 人が生きていることと時間が経過していくことは連動していて、 人は... -
「この人の心に私の存在すべて、残りたい」と思える人に、出会うということ
作家として今、考えていること。 作家活動を始めて3年目。 本当に色んなことがありました。 紙の本を出版する喜び。自分の本を手に取る喜び。 好きなことを通して社会と繋がっていける喜び。 印税をいただける喜び。 プロのデザイナーさんに表紙を作成して... -
瀧本哲史先生と、チェ・ゲバラについて ~バトンを受け取る私たちが次の世界を創っていくということ~
はいみなさんこんにちは。 先日、ある方の存在を知って、非常に感銘と衝撃を受けたと同時に、 「私の今までの人生って、一体何だったんだ」と己を振り返っては落ち込んだりもしていました。 その方を通じてチェ・ゲバラのことを思い出し、今日は少し、チェ...
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