毒親育ちの典型的なアダルトチルドレンの私が、恋愛依存症を卒業できた理由

はいみなさんこんにちは。

有り余る病的な承認欲求という欲望は卒業できていませんが、

私は恋愛依存症を克服しました。

専門的なカウンセリングに行ったわけではありません。

それでは治癒の経緯の書いていこうと思います。

目次

大学デビュー

限界集落(普通に生きてきた人が、想像することが非常に難しいレベルの山奥僻地)の貧困家庭、

機能不全家族というトリプルパンチのもとで育った私は、

高校を卒業するまで、透明な存在でした。

親に愛されず、学校にも居場所が無く、学校の体育館のトイレで読書していた記憶しかない。

詳しくはコチラ↓

大学で初めてオシャレやメイクを覚えました。

大学3年から4年の2年にかけて、私は休学し、東京のシェアハウスに移住していました。

そこで私は知るのです。

一流大学のブランドを持つ男性とお付き合いをする快感というものを。

学生の集まりに行けば、そこらじゅうに一流大学の学生がいる。

私はグッチやシャネル、ルイ・ヴィトンなどのブランドには興味を持ちませんでしたが、

元々、大学の入学日から強烈な学歴コンプレックスという十字架を背負っていた私は、

ブランド大学の学生とワンナイトを繰り返すことで、

刹那にその十字架を降ろすことができました。

そうやって私の20代は、学歴コンプレックスとワンナイトと自己承認の三位一体

強く結ばれることとなります。

その後の生活と、最後にお付き合いした男性

大学卒業後も学歴コンプレックスの昇華としての高学歴ワンナイト依存症は続きました。

京都に移ってからは、とにかく旧帝大卒の方とのワンナイトが多かった。

旧帝大〇〇学部卒 ☑

旧帝大△△学部卒 ☑

みたいなチェックリストを作ってました。

いや、当時からバカバカしいなと思いつつ、辞められませんでした。

そんな生活を10年ほど続けたのち、つい先日まで、

お付き合いしていた男性がいました。

とても誠実で真面目な好青年でしたが、

今までの火焔のような恋愛(?)を続けていた私にとって、

その関係性はあまりにも異なり、戸惑いました。

結果、お別れすることとなりました。

それ以来、ピタッと高学歴ワンナイト依存症は止まりました。

その男性には、非常に感謝しています。

純粋に、男性を求める強欲がピタッとなくなりました。

男性を求めること、肩書を求めること、ブランドを求めること、

他者を介して自己を承認すること、そのすべての感情が消えました。

恋愛依存症が消えた今、思うこと

ずっとずっと消えてほしいと思っていた「寂しい」という感情が消えました。

「寂しい」という感情は、私にとっては己を破滅へ向かわせる感情でしかなかった。

適切に距離を取るとかできるわけなかった。

歳取ったからなのか、衝動的に飲みに行ったりワンナイトしたりする突発的行動が消えた。

その延長線で、承認欲求も消えてくれないかなと思ってます(笑)

「寂しい」という感情に踊らされて失った時間やエネルギーは計り知れません。

なので、「寂しい」という感情が猛烈に燃え盛っても、何もしないのが、最適解だったのかもしれません。

よって、今は、承認欲求が消えても消えなくてもどっちでもいけど、

このメラメラと燃え盛る承認欲求の波に乗らない。

欲求サーフィンしない。

浜辺で波が過ぎ去るのを見送る。

それがいい。

執筆者:山本和華子

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