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世界の文化・アート・歴史
オーボエ奏者、金子亜未『Voyage』 ~極上のクラシック音楽を聴いてみたシリーズ~
私、筆者がオーボエの魅惑を知ったのは、学生のときでした。 オーケストラバージョンの、ラヴェル作曲の「クープランの墓」を聴いて、 大変に、それはもう大変に感銘を受けまして、 こんなに美しい音色があるのかと驚き、また世界を好きになるのでした。 ... -
世界の文化・アート・歴史
ピアニスト、實川風『プレイズ・ショパン』 ~極上のクラシック音楽を聴いてみたシリーズ~
實川さんといえば、まさに貴公子ショパンのイメージ。 私が實川さんの演奏を初めて聴いたのは、大学生のとき。 ラヴェル作曲の「クープランの墓」を聴いて、「なんてイケメンなんだろう」と思い、 もうもうもう、それだけで虜でした(笑) 今日は、ピアニス... -
世界の文化・アート・歴史
チェリスト、佐藤晴真『The Senses ~ブラームス作品集~』 ~極上のクラシック音楽を聴いてみたシリーズ、ブラームスのチェロソナタ~
今日は、チェリストである佐藤晴真さんの作品『The Senses ~ブラームス作品集~』の感想を書いていこうと思います。 【チェロ・ソナタ 第1番 第1楽章】 重厚で荘厳な音色から始まります。 艶やかでいて、そして力強さも感じられます。 低音から高音に駆け... -
書評・本の要約
【情報という資源で戦う】落合陽一著『これからの世界をつくる仲間たちへ』の要約
今、世界で皆と同じようなものを消費する価値観は消失しました。これからは、一人ひとり違うメディアを使ってもいいし、コンピュータと人の「N×N」の組み合わせで無限に価値観が広がる「魔法の世紀」なのです。 コンピュータの到来により、誰もが感じるの... -
日本の文化・アート・歴史
古今和歌集の枕詞・序詞・掛詞・縁語・見立ての解説と、漢詩の影響について ~日本文化紹介シリーズ~
はいみなさんこんにちは。 今日は、古今和歌集について解説していきます。 古今和歌集とは、平安初期に、醍醐天皇の勅命によって集められた、勅撰和歌集です。 編集にあたったのは、紀貫之、紀友則、凡河内躬恒、壬生忠岑です。 古典和歌は、共通する美意... -
Japanese Culture / Art
Let’s learn about Zen words in Japanese! / 茶道のお茶席でよく掛けられている掛け軸、禅語を英語で説明してみよう ~日本文化紹介シリーズ~
【花紅柳緑】 この禅語の意味は、自然のままの美しさのことです。春の美しい景色を表現しています。中国の宋代の詩人、蘇軾の詩を引用しています。 "hana-wa-kurenai-yanagi-wa-midori"The meaning of this Zen word is the beauty of nature in its natur... -
世界の文化・アート・歴史
『菜根譚(さいこんたん)』にはどんなことが書かれているの? ~東洋思想、古典文学のススメ~
今日は、菜根譚(さいこんたん)についてご紹介していきたいと思います。 料理本のような名前の菜根譚ですが、「堅い野菜の根も苦にせずよく咬めば(苦しい境遇に耐え忍べば)、あらゆることは成し遂げられる」とする古事に由来します。 作者は、中国の明代... -
日本の文化・アート・歴史
古典和歌の四季を楽しもう ~平安貴族の教養を知る~ ~日本文化紹介シリーズ~
はいみなさんこんにちは。 今日は、古典和歌の四季を楽しんでみましょう。 【春】 壬生忠岑(みぶのただみね) 春立つと いふばかりにや み吉野の 山もかすみて けさは見ゆらむ 春になったと口にするだけで、雪深い吉野山も、今朝は霞んで見えるのだろ...
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