石清水八幡宮



石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)は、大分県の宇佐神宮、福岡県の筥崎宮とともに、日本三大八幡宮のひとつに数えられています。
石清水八幡宮は、「男山(おとこやま)」という標高約140メートルの山の上にあります。
前回、私はケーブルカーに乗って行きましたが、今回は山道を歩いて登って行きました。
石清水八幡宮駅からは、ケーブルカー、徒歩、どちらでも向かうことができます。

神社に奉納されている酒樽をとくに菰樽(こもだる)と言います。
一つだけ、洋風デザインの酒樽があり、気になって近づいてみたら山崎でした!


こちらの御神木は、楠木正成が1334年に必勝を祈願し奉納したものと伝えられています。
樹齢は約700年で、京都府の天然記念物に指定されています。

石清水八幡宮の境内にはお食事処もあります。
私はお昼どきの一番忙しいタイミングに行ってしまいましたが、お席へ案内してくださる女性スタッフも、ごはんを運んでくださる男性スタッフも、みなさんテキパキと、そして丁寧に接客してくださって嬉しかったです。
おうどんと甘酒をいただきました(^^)
杉山谷不動尊の手相占い
杉山谷不動尊の手相占い師、隆人(りゅうじん)先生に、手相を占っていただきました。
以下、先生のアドバイスです。
●両手の天下取り線がしっかりはっきりと出ている。天下取り線があることにあぐらをかかずに、常に自分を律して邁進していくのがよい
●向上心、闘争心がとても強い。負けん気も強い(本当か?笑)
●ご先祖さま、まわりの人にものすごく助けられている
●自分より恵まれた人と比べるのではなく、今生きていることに感謝し、ご先祖さまにも感謝する
●芸術肌の線がくっきり出ているので、今やっている作家活動はとても向いている
●自分のことばかり考えていると運気が下がる、人の役に立つことや社会の役に立つことに意識を向けるとすごく開運していく
●良いときは本当に人生が良い方へ開いていくけど、悪いときは本当に悪い方向へいくような、極端な運勢を持っている
●「親の離婚など色々見てきているから、大切に思う男性のことをきちんと愛せる自信がない」という相談をしたら、「あなたの場合は、『この人といられて幸せ』と思うだけで十分である」とのアドバイスをいただきました。
●本当にご縁のある人とは、また出会いますよ
飛行神社

飛行神社は、明治時代の航空機研究者であった二宮忠八(にのみやちゅうはち)が創建した神社です。
二宮忠八は、1891年にゴム動力を用いた「カラス型飛行器」の飛行実験を成功させた日本の航空機研究の祖でした。
しかし、イギリスのライト兄弟が、有人飛行が可能な飛行機を実現したことを知り、研究からは退くことになりました(とても悔しく、悲しかったことでしょう!)。
その後、航空事故による殉難者の慰霊のために開創されたのが飛行神社です。
ステンドグラスなど、洋風な神社でした。
私の好きな小説家、サン=テグジュペリ(『星の王子さま』や『人間の土地』などを執筆)の魂も眠っているのかしら、と思いながらお参りしました。
淀川河川公園背割堤(桜並木)


木津川と宇治川の合流地点となる背割堤(せわりてい)は、桜の名所として名高いです。
この写真に写っている人は、私です(笑)
松花堂庭園・美術館


松花堂庭園・美術館は、江戸時代の文化人であった松花堂昭乗(しょうかどう しょうじょう)にまつわる史跡です。
昭乗は、僧侶であり、また書道・茶道・絵画に秀でたマルチな才能の持ち主でもありました。
松花堂庭園は、かなり大きくて見ごたえたっぷりだという印象でした。
いろいろな種類の可愛いお花がたくさん咲いていました。
松花堂美術館では、私が行ったときにはやきものの企画展が開催されていました。

奥田木白(おくだもくはく)という江戸時代に活躍した陶工によって焼かれた作品が主に展示されていました。
ほかにも、エビの形をした陶器や鯛の形をした容器、書道作品など、見ごたえたっぷりでした。
別のエリアには松花堂昭乗が当時どのような交流関係を持っていたのかのパネル展示がありました。
石川丈山(いしかわじょうざん)や江月宗玩(こうげつそうがん)など、歴女を続けているとどこかでお見かけすることの多い人物との交流が深かったようで、松花堂昭乗は数寄者で風流、そして造詣が深く心豊かだったのだろうと思いました。
八幡市観光を終えて
八幡市の方々、みなさん優しくて心ほっこりしました(^^)
スマホで地図を見ながらうろうろしている私に親切に道を教えてくださったり、帰り道を教えてもらったり。
あと、石清水八幡宮駅すぐそばにある観光案内所の窓口に2回尋ねたのですが、2回とも同じ女性スタッフが案内をしてくださいました。そのお姉さん、バスの時間までしっかり記憶なさっていて、めちゃくちゃ丁寧で心強かったです!
みなさんありがとうございました!
執筆者:山本和華子

【本を出版しました】