15世紀、どのようにしてヨーロッパは大航海時代を迎えたのか? ~貿易と金融の世界史~

金融とは、人や企業、組織との間で資金を融通する仕組みのことです。

「金融」という言葉は、文字どおり「お金を融通する」ことを意味します。

金融とは、単なる「お金儲け」の仕組みではなく、経済全体を循環させる仕組みです。

血液が身体を巡るように、金融はお金を社会の中で循環させる役割を担っているのです。




11世紀末に始まった十字軍運動によって、ヨーロッパはイスラム世界との接触が始まります。

それにより、東方貿易(レヴァント貿易)が活発になります。

その貿易により、十字軍の出港地となったヴェネツィアジェノヴァという北イタリアの港湾都市に、

東方から多くの物資が集まり、イタリア商人が大いに活躍するようになりました。

15世紀、イタリアの商人たちは、香辛料の交易をするため、喜望峰ルート経由のアジア交易ルートを模索し始めます。

大航海時代を担うポルトガルの後押しをしたのは、ジェノヴァ(イタリアの都市の一つ)の資本でした。

この時代の富は、イタリアに集中していました。

ヨーロッパ人として初めてアメリカ大陸を発見したことで著名なコロンブスは、

もともとジェノヴァ出身の船乗りでした。

コロンブスは、フランス、スペイン、メディナ、ポルトガルなどで、

大航海のためのプレゼンテーションを繰り返していました。

そしてコロンブスは1492年、スペインをスポンサーとして西インド諸島を発見します。

その後コロンブスは、スポンサーを次々とくら替えしていきました。

【15世紀のヨーロッパ】

資本家 メディチ家

時代 ルネサンス

この時代の画家 レオナルド・ダ・ヴィンチ

貿易 レヴァント貿易

栄華を謳歌した地域 イタリア(フィレンツェ、ヴェネツィア、ジェノヴァ)

【17世紀のヨーロッパ】

資本家 東インド会社

時代 バロック

この時代の画家 フェルメール

貿易 アジアとの交易

栄華を謳歌した地域 オランダ(デルフト)

執筆者:山本和華子

参考文献 板谷敏彦著『金融の世界史』新潮社

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